広くて複雑過ぎる新宿駅を3Dで見れるサイト『Shinjuku Station Indoor』ブラウザ上で公開された。

1日に350万人以上が使用している新宿駅はかなり複雑で広い構造をした駅で、「世界で最も混雑した駅」としてギネス記録に認定されるほどだ。広く迷いやすい構造などから通称新宿駅ダンジョン」と呼ばれることもある。

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(画像はJR東日本公式サイト「新宿駅の構内図・バリアフリー情報」より)

そんな広くて複雑過ぎる新宿駅ダンジョンを3Dで可視化し、構造を一目で確認できるサイト『Shinjuku Station Indoor』がブラウザ上で公開された。

『Shinjuku Station Indoor』は、法務省のG空間情報センターで公開されている「新宿駅屋内地図オープンデータ」を元に、エンジニアのSatoshi Komatsu氏が3Dに可視化し、公開したサイトだ。

3Dで表示されているため、ズームや視点をずらしたりして360度どこからでも構造を確認することが可能になっている。ほかにも特定のフロアだけ表示させることができたり、階段やエスカレーターといった歩行者ネットワークが青と黄色で分かりやすく表示されていたりと、実際に本サイトを使用して新宿駅に行っても迷わずに目的地に行けそうだ。

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また、Qiitaにて『Shinjuku Station Indoor』を制作するまでの手順が公開されている。どのように作られたのか興味が沸いた方は見てみてはいかがだろうか。

『Shinjuku Station Indoor』はこちら