北海道日本ハムファイターズ岩本勉氏が自身YouTubeチャンネルで「プロ野球流行語大賞2023」を選定した。

 

■岩本氏が流行語大賞を選定

岩本氏が「プロ野球流行語大賞2023」を選んだ今回の動画。同氏は「このひねり、おもろいなと思ったことがあります。先に言っていいですか。『令和の米騒動』。これ、めっちゃおもろかった」と話す。

続けて「経緯を聞くと、ある選手が炭水化物、お米を食事のなかで減らして。調子があまり良くなくて、お米を減らして炭水化物を減らす食事療法で、腸内環境が良くなって体調が良くなって、成績も良くなったんだってね?」と語る。

そして「立浪監督がだったらそれに値する人は米をなしにして、炭水化物を抑えてちょっと腸内環境を整えたらどうやという話やと思うわ」とコメントした。

 

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■「令和の米騒動」に持論

さらに岩本氏は「それでドラゴンズが提供する食事に炭水化物がなくなったとかどうかという話やんか。これ調べてないでしょ?」と話す。

スタッフが「炊飯器がなくなったという話ですね」と指摘すると、「炭水化物的なものはあったと思うよ。人の日常の食生活でさ、動物性タンパク質、食物繊維、植物性タンパク質も存在するし。炭水化物がその栄養を体中に運んでくれるというような作用があるわけよ。言うたらどれも欠いたらあかんの」と岩本氏は語る。

そして「それを集中してなにかを欠いて妨げを作り、ダイエットに利用したりとか、一カ所集中で筋肉を大きくしたりとか、そういったことを行動に移す人がおったんやね。それと立浪監督の発言のはしょった部分を集めて、切り取り報道になったと思うよ」と話した。

 

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■立浪監督を擁護

立浪監督は炭水化物や野菜、肉をバランス良く食べていたと語る岩本氏は「総合的バランスが良く、あれだけの成績を残された方が、実体験があるなかでね、 『米食うな』なんかないもん。抜粋された情報が出てしまい、はびこってしまった。それをうまいねえ、キャッチ作った人『令和の米騒動』」と語る。

その後「米騒動」の歴史を説明したのち「それが過去の日本の歴史であるということも踏まえて、『令和の米騒動 』って凄くない? 明治・大正・昭和・平成・令和と江戸時代のあと、それを超えて米騒動が出てきた。これはうまい」とコメントした。

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■「令和の米騒動」のキャッチコピーを称賛

岩本氏は「令和の米騒動」のキャッチコピーを考えた人物について持論を展開。

そして「別に騒動になんかなってへんやんか。『おいドラゴンズ、米食うな』なんて言わへんよ、あの人。それをね、ちょっと波風が立ったどこかの情報で『令和の米騒動』っておもろいやん」と語っていた。

 

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■「米の提供禁止」を否定

令和の米騒動」は中日ドラゴンズ立浪和義監督が「選手に米を食べさせることを禁止した」と報じられた際に使われたキャッチコピーだ。

騒動についてシーズンオフに立浪監督本人や大西崇之コーチがメディアで事実を否定。「試合前にご飯を山盛り食べる選手がいたため、炊飯器の使用を禁止した」「おにぎりなどはあった」「試合後に食事が提供されていた」とのことで、「ご飯を全面的に禁止したわけではない」というのが真相とされている。

■岩本氏がプロ野球流行語大賞2023を選定

プロ野球の“2023年流行語大賞”を岩本勉氏が独自選定 「めっちゃおもろかった」