2023年は、1月の3期生11名加入から幕を開け、『桜月』『Start over!』『承認欲求』という3枚のシングルのリリース、グループ初の展覧会となった櫻坂46展「新せ界」の開催など、充実の活動を見せた櫻坂46。大みそかの『第74回NHK紅白歌合戦』にも2年ぶり3度目の出場をすることが決まっている。本記事では、そんな櫻坂46の中で、今年活躍が著しかったメンバーをピックアップして紹介したい。

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まず、これまでに何度もシングルの表題曲センターを務めてきた森田ひかるは、7thシングル『承認欲求』で表題曲センターに抜擢。見ている者を惹きつけるような表情とキレのあるダンスで圧倒的な存在感を見せ、強いメッセージ性を持つ楽曲の世界観を十二分に表現した。SNSでも「承認欲求のセンターをるんちゃんにしたの大正解すぎる」「オーラありすぎ」などの絶賛の声が多数あがっており、その実力を改めて示した形だ。森田個人としては、オリジナルドラマ『アクトレス』(LeminoひかりTVで配信)に出演したほか、ファッションイベントなどにも登場しており、グループのエースとして幅広い活躍を見せている。

6thシングル『Start over!』で表題曲センターに抜擢された藤吉夏鈴は、今年一気に注目度が上がったメンバーの1人。同楽曲は『第74回NHK紅白歌合戦』で披露することが決定しており、櫻坂46のこの1年を代表する楽曲とも言えるだろう。オフィスを舞台に、メンバーが激しいダンスを踊っているMVには「間違いなくこの一年を大きく変えた曲」「まさに記念碑的最高傑作!!」「神曲過ぎる」といった声が相次いでおり、その中心にいたのが藤吉だった。また、藤吉は来年1月29日から放送されるドラマ『作りたい女と食べたい女』シーズン2(NHK総合)にも出演が決定。公式コメントでは「こうして新たな環境で挑戦させていただけること嬉しく思っております」と語っており、来年以降もさまざまなフィールドで活躍していくことだろう。

また、大園玲もこの1年で話題を集めたメンバーの1人ではないだろうか。今年4月には1st写真集『半分光、半分影』を発売。大園自身が“これまでのアイドル人生で1番と言えるほど体づくりを頑張った”と明かしている同写真集ではランジェリーカットにも挑戦し、新たな魅力を発揮した。また、5thシングル『桜月』のカップリング曲「Cool」において初のセンターを務めたことも、大園にとって大きな経験となったはずだ。さらに10月からは、グループのレギュラーラジオ番組「櫻坂46の『さ』」の初代MCも担当。自身のブログで「これまでラジオに出演させていただいたり、ナレーションを経験させていただいたりする中で 声を褒めていただけることがあって いつかラジオのMCやってみたいな~というのが1つの夢でした」と語っていた彼女が、かねてからの夢を実現させた形となった。

そして、今年1月に加入した3期生はまだ加入から間もないにもかかわらず、各メディアやイベントなどで活躍を見せた1年だった。その中でも山下瞳月は、6thシングル『Start over!』のカップリング曲である3期生曲「静寂の暴力」においてセンターを務めると、その高い表現力とパフォーマンスに対して「山下瞳月ちゃん上手すぎる」「かっこよすぎました」「表現力に一瞬で引き込まれた」といった反響が相次いだ期待のメンバーだ。7thシングル『承認欲求』では選抜入りも果たしており、来年以降の伸びしろも感じさせる。

2023年は初の海外でのライブ出演も経験し、国内のみならず海外のファンも虜にしている櫻坂46。グループとしてのパフォーマンス力の高さに加え、メンバーそれぞれが各所で個性を発揮していることも今年の飛躍に繋がったのではないだろうか。2024年もその活躍に注目だ。

森田ひかるはセンターで抜群の存在感!グループの勢いを後押しした櫻坂46メンバー