前園真聖が出演しているYoutube「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に、元日本代表FW播戸竜二が出演した。

かつてガンバ大阪コンサドーレ札幌ヴィッセル神戸セレッソ大阪など様々なクラブでプレーした経験を持つ播戸竜二。Jリーグでは主にスーパーサブとして短い時間で結果を残すストライカーとして知られた。

彼は2018年にFC琉球プレーしたのを最後に無所属となり、その半年後に現役を引退することを発表した。その際の決断には、なんとあのJリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏が大きく影響していたとか…播戸竜二はその際のエピソードを以下のように話していた。

FC琉球で1年だけJ3でやったんですよ。優勝して、来年もやるぞと思っていたら契約満了ですと言われて。

やる気ではいましたけど、その2018年も怪我は多かったですし、練習も「今日はボール回しだけにしときましょうかね」とか、試合でどう力を出すかという感じで調整していたんで、選手としてはもうピークは全然過ぎていた。

気持ちの面ではやりたかったけど、契約は2018年で終わった。チームもない。更新もされない。とりあえず2019年に東京へ来て、社会人とかセミプロでも探しながらやろうかと考えてました。

でもチームは見つからず、解説やイベントをしたりして。練習も別にしていないし、なんとなくこのまま終わっていくのかな…というのが半年くらい。

そんなとき、たまたま川淵三郎さんと食事をする機会があって。『まだ発表はしていないんですけど、次の道に進むことを考えているんですよね。どこで引退するとかってあるんですかね』みたいな話をして。

川淵さんは『それはガンバがいいんじゃないか、一番最初のチームだし』と言われて。『確かにそうですね、でもまだ引退するかはわからないので、また報告させてください』って答えて。

そして別れた20分後くらいに、川淵さんの秘書の方から電話がかかってきて。なんか『播戸竜二が引退を決意した模様』ってツイートをしていたと(笑)。

『良かったんですかね?』と聞かれたんですけど…それってもう消すことできないですよねと。ネットでも『播戸引退!』『川淵が発表する!』って書かれたので、これはもう引退やなと思って(笑)」

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川淵三郎氏のあまりにも勢いあるエピソードである。これによって播戸竜二は本当に引退を決意し、ガンバ大阪と1日だけの契約を結んでファンに報告したとのこと。

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