●2023年に食べたデカ盛りメニュー50品の中から「これは旨かった!」な6店を選びました
2023年もいろいろ回って食べたデカ盛り料理。コロナ明けはどの店もお客さんがいっぱいで、飲食店の活気が戻ってきたと実感する1年でもありました。今回は、2023年に食べて印象的だった、東京のデカ盛り店6店を紹介します!
おかずの種類がすごかった!『さんきち』(品川区小山)の「日替わりセット」1365g
よくあるデカ盛りって、カレー、ラーメン、丼、みたいな単品メニューが割合高めなんですが、『さんきち』(武蔵小山)の「日替わりセット」は、おかず&サラダで680g、ごはん430g、お味噌汁215g、漬物50gでトータル1365g(全て器の重さを除く)の定食で盛りの良いお店でした。
しかもおかず&サラダですが、この日のメニューは肉巻きアスパラカツ、しいたけの肉詰めカツ、アジフライ、焼肉、スパゲティカレーソースなどバリエーション豊か! もちろん日替わりなので、メニューはその日によって変わります。料理はほとんどが手作り、大人のお子様ランチを作りたいというご主人の愛情がいっぱい詰まったデカ盛りセットでした。
鰻+焼肉がパワフルすぎて衝撃!『新橋うっちゃり』の「にゅるりと鰻牛丼」800g
丼の上に炭火で焼いたスモーキーな牛肉、さらにその上に蒲焼が乗ったエナジーチャージ丼が、新橋の居酒屋『新橋うっちゃり』の「にゅるりと鰻牛丼」。丼だけだと800gですが、シメで注ぐ出汁をプラスすると、実質1kgのボリュームになります。
おそらく最強の茶色いかたまり。鰻に牛、そして炭火で焼いた牛肉は端っこカリカリ、中ジューシーで、鰻はふわふわ。コロナの時期に、出勤していたサラリーマンの皆さんを元気づけたいと考案されたメニューで、どんなにストロングでも、シメに出汁茶漬けにしたらスッキリ完食。2023年で一番ダイナミックな丼でした!
虎ノ門ヒルズで見つけたデカ盛り!『あんぷく 虎ノ門ヒルズ店』の「名物8時間煮込んだ牛すじ黒カレーうどん(特盛)」1256g
東京のど真ん中、港区虎ノ門にもデカ盛りがあります。おしゃれな人とかエリートな人が働く高層ビルで見つけたデカ盛りが『あんぷく 虎ノ門ヒルズ店』の「名物8時間煮込んだ牛すじ黒カレーうどん(特盛)」。器の直径は約30.5cm、高さ約11cm、重さは1256g(器の重さを除く)。持ってみると、器込みで約2.5kg。ずっしりしています。
カレースープは牛すじやアキレスなどを8時間以上煮込んで下味をつけたものをベースにしているので、一般的なうどん屋さんのカレーうどんより、欧風カレーに和の出汁を効かせたカレー。そこに、タピオカ粉を練り込んだツルツル特製うどん。とろっとろになっている牛すじや、アクセントの九条ネギなど、1256gだけどスイスイ完食できるカレーうどんでした。
●SHOP INFO
店名:あんぷく 虎ノ門ヒルズ店
住:東京都港区虎ノ門1-26 虎ノ門ヒルズ 4F
TEL:03-6257-3850
営:11:00~15:00(LO14:30)、17:00~23:00(LO22:00)
休:なし(虎ノ門ヒルズに準ずる)
カツの存在感がすごかった!『とんかつ三節』(大塚)の「特上カツ丼」1127g
厚みがあってボリュームもあって最高の「かつ丼」がいただけたのが、『とんかつ三節』の「特上カツ丼」。丼の器は20.5×24cm、重さは1127g。ですが、セットになっている味噌汁は直径11cmのお椀に150g、サラダは直径14cmの器に96g、お新香は50g。これを加えるとトータル1423g。(全て器の重さは除く)。揚げる前の豚肉は約12×20cm、重さは332gでした。
カツが大きいので、カツ丼や親子丼などで使う片手鍋を2つ使う作り方も斬新。肉自体の美味しさはもちろんですが、ザクザクもしっとりも味わえる衣に甘辛のタレ、ホッとする味噌汁など、最後の一口まで大満足のカツ丼でした!
これぞスモーキーデカ盛り!『月光食堂』の「豚バラ炭火焼き定食(辛味噌)・肉メガ盛り」1225g
盛りの良さはもちろんですが、スモーキーな香りと美味しさでインパクトが高かったのは、神田にある『月光食堂』の「豚バラ炭火焼き定食(辛味噌)・肉メガ盛り」。「豚バラ炭火焼き定食(辛味噌)」(800円)に、「肉メガ盛り」を400円でプラスしたら、山盛りになってやってきました。
豚バラ炭火焼は一辺19cmのお皿に高さ約12cm、重さは601g、山盛りにしてもらったゴハンは直径11cmのお茶碗に高さ約13cm、重さ376g、味噌汁は直径11cmのお椀に重さ129g、千切りキャベツは直径12cmの器で重さ102g、マヨネーズは一応17g(全て器の重さを除く)。トータル1225g。さらに、ご飯とお味噌汁はおかわりOK。なのでご飯をおかわりしたら確実に1.5kgレベルに、でもこのおかずのボリュームなら、ご飯をおかわりしたくなる! 炭の上に置いた網で焼かれた豚肉はとにかくスモーキー。食欲をそそりすぎる香り&ご飯に合いすぎる辛味噌味の絶品定食でした。
植物系油で作られる軽やかな油そば!『満天トウキョー』(押上)の「油そば(てんこ盛り)」1027g
麺のボリュームが2/3玉~3玉まで選べる自由度の高さが魅力だったのが『満天トウキョー』の「油そば(てんこ盛り)」。さらにその上に「鬼てんこ盛り」もあります。なので少食の人も、デカ盛りを食べたい人も同時に同じメニューが味わえるお店です。
サイズは直径25cmの器に、高さ約13cm、重さ1027g(器の重さを除く)。タレは焼豚のタレをベースにしたもので、麺はちょっとだけちぢれた極太麺、具は豚バラ肉の焼豚に極太メンマ、白髪ネギと刻みのり。ここの油そばは、米油がメインの植物系油で作っているため、くどさ・しつこさがないので、他の店の油そばよりも軽やかな口当たりとのこと。確かに他の店の「油そば」より軽やかな口当たりで、毎日注文が入ると言うのに納得の1kg超え「油そば」でした。
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