※このコラムは『LOVE CATCHER Japan』エピソード1~3のネタバレを含みます。

広告代理店マンの“一途説”

1話、2話で「仕事にしてないムキムキってプライド高いしこだわり強い」「広告代理店のチャラさみたいなのをちょっと感じた……(笑)」と散々な言われようだった友貴。

けれど、3話を見てみるとその印象が一変。「友貴ごめんんんん!!!」とこちらが手のひらを返して謝りたくなるほど、一途というか、実はピュアなのでは……? という説が浮上。えっ? 広告代理店の男にピュアな男はいない……? まあ……。そこは否定しませんが、ちょっと私はぶっちゃけ友貴の印象が一気に変わりました。散々いじり倒してごめんなさい!!(平謝り)

まず、朝食の時に「一緒に食べよ」と2日目の夜に「ラブライン」で美沙紀に投票していた友貴。美沙紀から「(カップルチャレンジで一緒になった)初音ちゃんじゃなくて良かったん?」の言葉に、「(カップルチャレンジは)美沙紀が良かった」と明かします。

(C)AbemaTV, Inc.

友貴は海世とのプールでのカップルフォトが「めっちゃうらやましかった」「顔に出さないように頑張った」と話し、「俺は正直最初からずっと美沙紀やった」「ずっとデートしたいと思ってたもん」と1日目も2日目もラブラインでは美沙紀に投票したと、ストレートに告白。初音への顎クイの弁明も「勝たなきゃいけないじゃん」と言い訳することなく、しっかりと説明してくれ、なんだか好印象。これを受けて美沙紀も、海世への好意が友貴へと移ったことを本人に伝えます。

さらに、2度目のカップルチャレンジの課題が和食料理を作って出来栄えを競う「ペアクッキング」で念願の美沙紀とペアになると、「料理してるところかわいい」と笑顔をこぼして褒めたり、指を切ってしまった美沙紀のために絆創膏を巻いてあげたり、「こんな男性に愛されたい!!!」と大声で叫びたくなるような、一途な溺愛っぷり。

そして、見事な連携プレーでしっかり優勝をかっさらいます。よくできすぎでは……(笑)。

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広告代理店マンで? 顔も良くて? 鍛えてて? エスコートも上手くて? 一途……? え、そんなことある? と頭の片隅では思ってるんですが、なんというかそれが全て“モテたくてやってるエスコート”というよりはなんというか、絶妙な上品さがあるので“育ちの良いエスコート”のような気がして、友貴はラブで素直に一途な気がするんですよね……。

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■「私、泣けるんです」魔性すぎる女の嘘泣き

しかし、そんな友貴が好きになってしまったのは今回の旅で一番の魔性の女だった美沙紀。

まず1日目と2日目ですらコロコロと海世への意見が変わっていた美沙紀は、3日目にはコロッと友貴の方へ。さらに友貴の好意が自分にあると分かると、ペアクッキングの帰りの車内で自分から手をつなぎに行くという大胆な行動へ。

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ここまでならまだいいのですが、怖いのが凌と初音、友貴と美沙紀の4人で話している時に「雪乃ちゃんはそうだと思う」「同じ役ばっかりやってるから仕事の幅を広げたいとかじゃない?」と持論を展開。

さらに、前日にカップルフォトで一緒だった凌が「(マネー要素)一つもなかったけどね」とかばうものの「それがお芝居じゃん」と笑顔で切り捨て、凌と初音が「お芝居には見えなかったけどな……」とこぼすも「自分の好きな人がマネーに取られるの嫌じゃない?」とさらに畳み掛け。事務所の後輩(雪乃)のことめちゃくちゃ売るやん……?!

一部の人間で結束して、自分はマネーではないことを前提としながら他の人を貶める感じが怖すぎるんですが……? 勢いよく他の子を悪く言う美沙紀の姿に、若干友貴の表情も曇っている気がしなくもない……。

そして極め付きは、秘密の部屋で友貴の秘密を見た美沙紀は、親友の女性が友貴は裏表なく、中身を意識して結婚も視野に入れるすてきな男性であることを話してくれているにも関わらず、なぜか涙を流しながら「ヤバイ」と言いながらみんなの前に戻り、心配して「話そう」と声を掛ける友貴にも「そういう涙じゃない」と含みを持たせて答えない。

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え? どういうこと? と思っていると、明かされたのは「私、泣けるんですよ」「お芝居しちゃいました」とケロッと何食わぬ顔でいう美沙紀の姿。怖い怖い怖い!!! これにはMC陣からも悲鳴が上がり、開いた口が塞がらない。

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さらにその意図についても美沙紀は「男は安心させちゃダメ。だからちょっと落ちた感じで行こうと思って」「今夜話したいって言われると思うんですけど、蹴ってもいいかなって」と平然と語り、「いいね。罠に掛かってるね」とニッコニコ。怖すぎて何から突っ込んでいいのか分からない。この番組、怖すぎる。

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番組の終盤では“今一番マネーだと思う女性”が明かされたが、なんと美沙紀は0票。こんなに魔性の女で嘘もつくのに“男性陣誰からもマネーだと現時点で思われていない”ことが、すごすぎると言うか、怖すぎるというか……。マネーだとしても、ラブだとしても“自分を疑わせないようにする”という点では罠にハマってるのは友貴どころの話ではない。

まだマネーと確定したわけではないけれど、美沙紀が魔性の女というのは確定です。

■動き出す恋と、動かない恋心への焦り

2日目の朝に初音に呼び出されたことによって、初音を意識し出した凌。「秘密の部屋」で初音の秘密を知って疑心暗鬼になっていたものの、ラブラインでは初音を選び、翌朝は「初音ちゃん、2人でご飯食べよう」と誘います。

そこで凌は「純粋にもっと話したいなって思ってた」と自分の今の素直な気持ちを伝え、次のカップルチャレンジでは「初音ちゃんとしてみたいな」とアピール。実際にカップルチャレンジではペアになり料理をすることでその距離が急接近し、初音も凌に好意を寄せ、3日目終了後のラブラインでも、2人は両想いになります。

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分かりやすく好意が一致するカップルができつつあるものの、まだ3日目とあって最初のカップルチャレンジから凌に好意を寄せる雪乃や、美沙紀を意識している海世以外、他のメンバーはまだ相手を“もっと知っていきたい”と思うフェーズなよう。

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美沙紀がいない女子部屋ではその状況に不安に思った瞳が「この7日間が自分にとっては短すぎるって思っちゃって」とぽつり。すると美良は「日常に戻っても会いたいと思うか、その余地があるかどうかの基準で接していかないと、ここだけで好きになるは絶対に無理だと思う」と言い、「瞳ちゃんは真面目で真っ直ぐな子だから好きにならないと行っちゃいけないって思ってるんだろうなと勝手に思ってる」「そこは気軽でいいんじゃない?」と優しくアドバイスします。

その言葉に瞳は安心したのか嬉しかったのか泣いてしまい、そんな瞳を慰めるようにみんなでハグするという、女性の友情が生まれる胸熱展開。美沙紀とは正反対の純粋な涙とピュアさ……!

恋愛リアリティって恋が生まれがちですが、中高生でもない男女が急に会って7日間で好きになるってレアケースですよね。確かに、美良の“日常に戻っても会いたいと思うか、その余地があるかどうかの基準”というのは大事な気がします。

ここから他の恋が動き出すのか、次回第4話に期待です……!

◇『LOVE CATCHER Japan』番組概要

毎週土曜夜10時~放送中(全8回)
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1904

(瑞姫)

この女、怖すぎる。“グイグイ手つなぎ”からの“噓泣き”で男性を罠にハメた「魔性の女」の策略とは【LOVE CATCHER考察】