格安航空会社ジェットスター・ジャパン労働組合ジェットスタークルーアソシエーション」(JCA)は12月29日夜、会社側と団体交渉をおこなったものの、22日から実施していた指名ストライキについて、30日以降の回避には至らなかったことを明らかにした。

JCAは、12月22日から一部組合員による指名ストライキ(争議行動)を開始した。ストの規模はその後徐々に拡大。29日は計36人で実施され、計17便が欠航するなど年末の帰省ラッシュにも影響がでていた。

30日も機長4人、副操縦士5人、客室乗務員15人、合計24人でストを実施する。会社側はホームページで、30日は「計8便」が欠航予定としている。

なお、代わりに乗客が利用する臨時便については、ジェットスター・ジャパンと提携する日本航空JAL)が「JAL4771 羽田発 15:35/鹿児島着17:35JAL4772 鹿児島発 18:25/羽田着 19:55」を、JALグループのスプリングジャパンが「SJO9351 成田発 12:50/新千歳着14:35、SJO9352 新千歳発 15:20/成田着 17:05」を設定している。

JCAによると、30日も会社側と団体交渉を行う予定だという。

年末ストで混乱続くジェットスター、労組は30日も続行 深夜の団体交渉まとまらず