今永には様々な球団が関心を寄せているが、果たしてどこを新天地に選ぶのか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 今オフ、FA市場での目玉と評されていた大谷翔平山本由伸の獲得に成功したドジャースが、もう1人、日本人プレーヤーを狙っていると、米国内で報じられている。

 米大陸の野球情報を扱う『Swing Completo LLC』が現地時間12月28日(日本時間29日)、ドジャースDeNAからポスティングメジャー挑戦を目指している今永昇太にも関心を寄せていると報じた。

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 同メディアは「今年も終わりに近づき、ドジャースはここ最近で最も驚異的な2つの移籍を成立させた。しかし、ドジャースの日本に関してのプロジェクトはまだ終わっていない。彼らは左腕、ショウタ・イマナガを視野に入れているようだ」と指摘している。

 さらに、他にも日本人左腕獲得を目指す球団があるとしながらも、「ドジャースは、ショウヘイ・オオタニとヨシノブ・ヤマモトの最近の契約を考慮すると、強力な候補として際立っている」と主張。また、ドジャース以外では、ヤンキースメッツレッドソックスジャイアンツなどが今永への関心を示しているという。

 今永は現地11月27日(同28日)にポスティングの申請手続きを行なっており、現地1月11日(同12日午)がメジャー球団との交渉期限となっている。すでに国内外で、今永が年明けから本格的に各球団との交渉の席に着き、去就を決定すると伝えられている。

 同メディアのトピックでは、「彼の契約額は5年間で8500万ドルに達すると推定されている」と条件面についても言及。また、「1億ドルに達する可能性もある。これについては、ドジャースが獲得したサムライが結んだ記録的な契約が参考になる」とも述べている。

 大物の加入が続くドジャースが、またも日本人投手を獲得となるのだろうか。今オフの補強に後手を踏んでいるヤンキースメッツからの熱烈なアプローチも囁かれる中、大谷、山本に続き今永もドジャース入りとなれば、日本の野球ファンはより一層、胸を高鳴らせることになるはずだ。そして、来季のMLB勢力図にも決して小さくはない影響を及ぼすかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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