【2023年のベストヒットウエア4選】ザ・ノース・フェイスほか 超人気ブランドの名作が勢揃い! ヒットの鍵は“定番アップデート”の画像一覧
MonoMaxの読者アンケートから導き出した人気のアウトドアブランドに「2023年大ヒットしたウエア」を調査。そこから見えてきたヒットの共通点は、ズバリ“定番アイテムのアップデート”だった!
人気ブランドのアイコンが出揃ったアタリ年!
人気ブランドには必ずと言っていいほど顔となるモデルがある。発売当初から愛され、ロングセラーの定番モデルがそれ。そんなアイコンが23年は豊作だった。
「ザ・ノース・フェイス」は時代にあったサイズにアジャストしており、「パタゴニア」は当時の雰囲気のまま天然素材へと昇華。「アークテリクス」はウールのソフトシェルとして提案し、「ナンガ」は進化を続ける定番として存在する。
アイコンをアップデートさせるには、今までのファンを納得させつつも、ブランドとして新たな提案をするという難しさがあるが、どれも想像以上のクオリティを味わえる。23年は人気の4ブランドが進化したアイコンを発表したアタリ年。これを見逃すわけにはいかないだろう。
1.【ザ・ノース・フェイス】ゆとりあるサイズ感に変更することで、ヘリテージモデルが現代的に進化!
ブランドを代表するヌプシジャケットを現代的なサイズ感にアジャスト。1992年に発売されたモデルがベースになっており、保温性の高いリサイクルダウンや、静電ケア設計など、この時季に嬉しい機能も備える。
<ここが大きくアップデート!> レイヤードしやすいゆとりあるフィット
2022年秋冬シーズンより、サイズ感が見直されているのも特徴の一つ。身幅・袖丈・着丈などを全体的にサイズアップさせ、レイヤードしやすいようにサイジングしている。身幅2サイズアップ 、着丈1サイズアップ、袖丈2サイズアップ。
バッグも背負いやすい
肩部分をナイロン素材に切り替えており、強度をアップさせている。バッグを背負っても安心できる仕様だ。
水にも強いダウン
はっ水加工を施した50デニールのリップストップリサイクルナイロンを採用し、水にも強く耐久性も確保。
2.【アークテリクス】季節感あるウール素材が仲間入り!通年大人気のフーディ
ブランドの顔ともいえるソフトシェル“ソーヤージャケット”を、テックウール素材に変え新たなシェルの在り方を提案。内側はフリース仕様で着心地もよく、タウンユースでも活躍する洗練された一品。
<ここが大きくアップデート!> ソフトシェルの機能を兼備したテック素材
風を通しにくい防風性と、快適性を保つ透湿性、さらに耐摩擦性まで備えたハイブリッドなウール素材を本体に採用しており、ウール独特の上品さとシェルの機能性を持ち合わせている。
フードも調整できる
フード裏にはドローコードを配しており、フィット感を調整できる。強風時や低温時もスマートに対応できる。
4方向に伸びる構造
ミニマムなデザインながら立体構造パターンを採用することで、体の動きを妨げない。運動もできるほど可動性が高い。
3.【パタゴニア】見た目はそのままに天然素材へ回帰!革新的なブランドのアイコンジャケット!
創業50周年を記念したコレクション“ナチュラル・アイコン”の一つ。パタゴニアを象徴するモデルを天然素材でリメイクしている。600FPのリサイクルダウンを中綿にしており、保温性も高い名作。
<ここが大きくアップデート!> アイコンモデルを通して体現する環境保持
本体と裏地にはリジェネラティブ・オーガニックへの転換を目指すコットン・イン・コンバージョンを採用し、名作をアップデート。クラシックなキルトデザインも味わい深い。
防風性を高める縁取り
フードや袖口、裾には伸縮するパイピングを施すことで強度面をアップさせ、風の侵入を防ぐ役割も持たせている。
内側にある隠しポケット
内側にはジッパー式のチェストポケットを備えており、財布や小物など貴重品の収納にも使いやすく重宝する。
4.【ナンガ】デザインを一新し洗練さに磨きがかかる!20年以上愛される名作
ナンガ/オーロラダウンジャケット
¥47,300
問い合わせ:ナンガ TEL:0749-55-1016
6代目となるナンガのフラッグシップモデルで防水透湿素材オーロラテックスを搭載。“どこでもちょうどいい”をコンセプトに作られ、デザインと機能のバランスもよく、街~アウトドアまでシーンを選ばず着用できる。
大雨でも耐えられる耐水圧!
<ここが大きくアップデート!> さらに保温性を高めたスマートな首周り
フードやネックを高めに設定することで、首周りの保温性をより高めている。首元までジップを閉めることで防風性もアップし、スマートに防寒対策できる仕様だ。
雨と冷気を防ぐファスナー
フロントには止水ファスナーを用い、雨と冷気が入るのを防止。ダブルジップ仕様なので体温調整もしやすい。
技術が光るステッチワーク
二の腕周りの羽毛が潰れないように、独特なステッチワークを施している。肩の可動域も広く、非常に動きやすい。
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