セルティックは30日、スコティッシュ・プレミアシップ第21節でレンジャーズとの“オールドファーム”に臨み、2-1で勝利した。

リーグ戦連勝中の首位セルティックが、公式戦15試合無敗の2位レンジャーズをホームに迎えた“オールドファーム”。2023年最後の大一番に向け、セルティックはFW古橋亨梧とFW前田大然がスタメンに入り、負傷明けのMF旗手怜央はベンチスタート。負傷のDF岩田智輝は、DF小林友希と共にメンバー外となった。

立ち上がりから攻勢に出るセルティックは23分、ボックス左手前でパスを受けたベルナルドがカットインから右足を振り抜いたが、このシュートはわずかに枠の左に逸れる。

それでもセルティックは、25分にセットプレーから先制する。パルマが右CKからクロスを供給すると、アブダラー・シマの中途半端なクリアに反応したベルナルドがボックス中央手前からダイレクトシュートをゴールに突き刺した。

先制したセルティックは、35分にウェルシュが左腕を負傷負傷するアクシデントに見舞われ、ナヴロツキを緊急投入。すると42分に、ボックス右から侵入したマッコースランドに決定機を許したが、このシュートはGKハートの好セーブに救われた。

迎えた後半、セルティックは開始早々に日本人エースのゴラッソでリードを広げる。47分、オライリーのパスをペナルティアーク手前で受けた古橋がフェイントで相手DFをかわして左足一閃。これがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。

古橋の今季8点目でリードを広げたセルティックは、71分にハイプレスから中盤でボールを奪った古橋のスルーパスに反応した前田がレオン・バログンに倒されると、ニック・ウォルシュ主審は決定機阻止と判断し、迷わずレッドカードを掲示。

数的優位となったセルティックは、83分に古橋、前田、パルマを下げてオ・ヒョンギュ、ジョンストン、アバダを投入し、前からの守備を担う攻撃陣をリフレッシュする。

その後、セルティックは89分にタヴァーニアの直接FKで1点を返されたが、2-1で逃げ切り、年内最終戦の大一番を勝利で飾った。

セルティック 2-1 レンジャーズ
セルティック
ベルナルド(前25)
古橋享梧(後2)
レンジャーズ
タヴァーニア(後44)