30日放送の『第65回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)で、Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」が大賞を受賞した。

【写真】「レコード大賞」を受賞したMrs. GREEN APPLEのステージ

 Mrs. GREEN APPLEは、ボーカル・ギターの大森元貴、ギターの若井滉斗、キーボードの藤澤涼架の3人組ロックバンド。2013年に結成され、2015年にメジャーデビュー。2020年には「フェーズ1完結」を宣言し、事務所独立と当面の間の活動休止を発表。2022年に「フェーズ2開幕」を宣言し活動を再開すると、同年の『第64回 輝く!日本レコード大賞』では、バンド最速となるストリーミング再生回数1億回を突破した「ダンスホール」が優秀作品賞を受賞した。

 結成から10年を迎えての念願の大賞受賞に作詞・作曲を手がけた大森は「口、パッサパサになっててですね…」と会場の笑いを誘いつつ「ステージでは華やかに、制作では粛々と、変わらずちゃんと心がけて、地に足つけて楽曲を作っていきたいなと改めて背筋が伸びました」とコメント。

 そして藤澤は「驚きの気持ちでいっぱいですけども、改めて本当に皆さんに感謝の思いを届けたいなと思います」と語り、若井は「皆さんに支えられてここまでやってこれた10年間だったので、本当に皆さんに感謝したいと思います」とメンバー全員で頭を下げた。

 今年の優秀作品賞にはMrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」のほか、新しい学校のリーダーズオトナブルー」、Ado「唱」、市川由紀乃「花わずらい」、imase「NIGHT DANCER」、JO1「Trigger」、純烈「だってめぐり逢えたんだ」、NewJeans「Ditto」、BE:FIRST「Mainstream」、緑黄色社会サマータイムシンデレラ」が受賞。なお最優秀新人賞はFRUITS ZIPPERが受賞した。

「ケセラセラ」でレコード大賞を受賞したMrs. GREEN APPLE (C)TBS