アストン・ビラは30日、プレミアリーグ第30節でバーンリーをホームに迎え、3-2で競り勝った。

前々節シェフィールド・ユナイテッド戦でホーム連勝記録が15で止まった3位ビラ(勝ち点39)は、4日前の前節マンチェスター・ユナイテッド戦を2-3で逆転負けした中、ベイリーやドウグラス・ルイス、マッギンらがスタメンとなった。

19位バーンリー(勝ち点11)に対し、ワトキンスを最前線に、2列目に右からベイリー、ディアビ、ラムジーと並べる[4-2-3-1]で臨んだビラがアグレッシブな入りを見せると、13分にワトキンスのボレーでゴールに迫った。

そして28分、勢いそのまま押し切る。ワトキンスのパスをボックス右で受けたベイリーがカットインシュートを決めきった。

しかしわずか2分後、FKからアムドゥニにゴールを許して追いつかれてしまう。さらに37分にはフォスターにネットを揺らされて逆転されかけるも、わずかにオフサイドで助かった。

すると42分に勝ち越し。ボックス右からワトキンスの入れたクロスをディアビが押し込んだ。

ビラが2-1とリードして迎えた後半、56分に数的優位となる。ベルゲがドウグラス・ルイスのユニフォームを引っ張ったプレーで2枚目のイエローカードを受けた。

そのビラは63分に3点目に迫る。マッギン、ディアビと立て続けに際どい枠内シュートを浴びせたが、いずれもGKトラフォードの好守に阻まれた。

すると71分に追いつかれる。ゴールキックの流れからシンプルにディフェンスライン裏を取られると、フォスターに強烈なシュートを決められた。

その後は攻めあぐねていたビラだったが、終盤の86分にPKを獲得。デュランがボックス内でA・ラムジーに倒された。このPKをドウグラス・ルイスが決めてビラが勝ち越した。

そして9分の追加タイムを守り抜いたビラが勝利。要塞ビラ・パークで白星を取り戻している。