「雲海(うんかい)」とは、山や高所から見下ろした際に、雲が海のように広がって見える現象のことで、運が良ければ日の出から朝方までに見ることができる。だが飛行機からなら夜に雲海を見ることだって可能なのだ。
トルコ、イスタンブールの上空を飛行中のパイロットがコックピットから撮影した映像が、息をのむような美しさだと話題になっている。
幻想的で神秘的な雲海は縁起物だともいわれている。この映像を見ることで幸運度をアップさせようじゃないか。
では一緒に、「飛んでイスタンブール」だ(この言葉の意味を知っている昭和の仲間たち、ごきげんよう)
トルコの上空を覆う雲海、その下にはとびっきり美しい夜景が待っていた。
この映像はパイロットの、ベドレッティン・サグディチさんによってInstagramに投稿されたもので、その後、X(旧Twitter)や他のSNSで広く拡散され、何百万もの再生回数を記録している。
44歳の元パイロットであるサグディチさんは、イスタンブール空港へ向かっている最中、コックピットからこの映像を撮影したそうだ。
動画は夜の雲のじゅうたんを見下ろす壮大な景色から始まる。
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飛行機は前進を続け、雲の隙間からはイスタンブールの夜景がチラチラと見え隠れし、閃光のように雲に矢を刺していくようだ。
その後飛行機は数回左へ旋回する。街の夜景の全貌が明らかとなり、飛行機はイスタンブール空港の滑走路に疾走する。
ネットユーザーらはこの素晴らしい夜の雲海、そして変わりゆく光景の素晴らしさに感動し、コメントを残した。
「これは貴重な雲海映像だ。感動の32秒」、「雲の薄い層を通して地上の夜景を見ることができるなんて良いものを見させてもらった」などのコメントが上がっている。
Pilot's view from the cockpit while landing at night pic.twitter.com/nXVG5TSt6R
— Science girl (@gunsnrosesgirl3) December 27, 2023
written by parumo
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