アーセナル12月31日プレミアリーグ第20節でフルアムとのアウェイ戦に臨み、1-2で逆転負けした。アーセナルのDF冨安健洋は後半から出場している。

3日前の前節ウェストハム戦を圧倒しながらも0-2で落として首位陥落となった2位アーセナル(勝ち点40)は、ガブリエウ・ジェズスに代わってエンケティアを先発で起用。サカ、マルティネッリと共に3トップを形成した。そしてふくらはぎの負傷により公式戦6試合欠場していた冨安がベンチ入りした。

3連敗中の13位フルアム(勝ち点21)に対し、アーセナルは開始5分に先制する。ロングカウンターの流れからマルティネッリがカットインシュート。GKレノが弾いたルーズボールをサカが押し込んだ。

先制後は受けに回ると14分にヒメネスのボレーで、19分にはウィリアンのカットインシュートでゴールに迫られる。

そしてフルアムの圧力が強まっていった中、29分に同点とされた。ショートカウンターを受けた流れからケアニーのクロスをヒメネスに合わせられた。

同点とされて以降もペースを握れずにいたアーセナルだったが、42分に勝ち越しのチャンス。サカ、ライス、ウーデゴールと敵陣ボックス付近でパスが繋がって最後はマルティネッリがシュートに持ち込むも、わずかに枠を外れた。

1-1で迎えた後半、冨安を左サイドバックに投入したアーセナルが押し込む入りとするも、59分に逆転される。CKの流れからルーズボールをデコルドバ=リードに押し込まれた。

失点後、サカのボレーでゴールに迫ったアーセナルは、ジェズスとトロサールを投入。3バックに変更し、冨安が右センターバックに入った。

しかし71分にケアニーのミドルでゴールを脅かされると、88分にはアンドレアス・ペレイラの直接FKがバーに直撃と、反撃できずに1-2で敗戦。

痛恨のロンドンダービー連敗で暫定首位奪還はならなかった。