SNSの普及などにより、年賀はがきの全国の発行枚数は13年連続で減少の道を辿り、2024年用は約14億4000万枚で、2023年用より2億枚も減少したという。年々出す枚数も届く枚数も減っている年賀状だが、今回紹介する漫画はその年賀状の思い出にまつわるもの。「本当にあったこわい話」と題して描かれた漫画だが、一体何がそんなに“怖い”のだろうか…?意外と“あるある”の身の毛もよだつ年賀状の思い出とは…!?

【漫画】本編を読む/年賀状にまつわる本当にあった怖い話

「高校生くらいまでは全部手書きで書いていたなー!」と夫婦で年賀状の話をしていたともを(@tomot939)さん。最初は楽しく笑いながら、過ぎ去りし日の淡い恋心をしたためた年賀状のことを思い出していたのだが….。思いを馳せるうちに記憶が徐々に鮮明になっていき、ともをさんは我慢ができず叫び出す!!

うわあああああああ」「あの頃の私を葬りたい!!」と発狂するともをさんに、旦那さんはビックリ!片思いの相手への年賀状に「好き」とストレートには書けなかったものの何かしらアピールをしたかったともをさんは、年賀状に何を書いたのか…!?作者のともをさんは、現在は既婚者で在宅で仕事をしながら、ブログを執筆中。日常を綴ったブログ「おもいだす。」にコミックエッセイを投稿しつつ、お金のトラブルに関するエピソードを扱ったブログ「かねの光は七光り」の作画も担当。今回、ともをさんを今も恐怖に突き落とす黒歴史について話を聞いてみた。

――黒歴史とも言えるこの年賀状エピソードは、ともをさんが何歳の頃の話でしょうか?

これは高校生のときの話です。

――黒歴史を掘り起こして申し訳ないのですが、その年賀状に対する相手の返事はどうでしたか?

一応お返しの年賀状は届いたのですが、見てわかるくらいに殴り書きで急いで適当に書いた〜って感じでした!もちろん、私が書いた“黒歴史部分”には一切触れず…でした(笑)。

――差し障りなければ、恋の行方についても教えてください。

結果はご想像のとおりです。それどころか、そのあとに私の知人と付き合い始めたのですが、私がその知人に嫌がらせをすると思ったのか、私には「何かあればなんでも話して」と電話で言いながら、3日後には電話番号を変えられてました…。

――えっ!!そ、そんな結末が…っ!?!?

はい…ちょっと今振り返っても、ひどいなと思います(笑)!

誰しも若かりし日を振り返れば黒歴史のひとつやふたつあるのが普通。「タイムマシーンがあれば全力で自分を止めにいくのに」と思うような抹消したい過去に名前をつけるなら、それが“青春”というものではないだろうか。ともをさんのブログでは、旦那さんとのなれ初めのエピソードなども詳しく紹介されていて、読み応え抜群!ブログとインスタは不定期更新とのことだが「X(旧Twitter)では過去作品を含めて毎日作品を掲載してます」とのことなので、ぜひ見に行ってみよう!

取材協力:ともを(@tomot939)

若かりし日の恋愛に対する熱量は、稀に黒歴史を生み出す…!!