ウォーカープラスでは昨年1年間、たくさんのホラー漫画を紹介してきた。今回は、その中でも特に反響のあった漫画をピックアップしてお届けする。やることがなくて時間を持て余してしまうお正月休みに、ゾッとする“恐怖の刺激”はいかが?

【画像】お正月に読みたいおすすめのホラー漫画5選

■適当に「いらない」と答えた質問、その全文は「御身体要りますか」…「落差がすごい」と注目呼ぶホラー&コメディ

最初に紹介するのは、ギャグとホラーの絶妙な掛け合わせが魅力的なネブクロ(@nebukuro41)さんの連載漫画「訳アリ心霊マンション」の第22話「インターホン」。

スマホにかまけて、ビラ配りをはじめ道行く人の声かけを聞きもせず「いらない」とあしらっていた男性。けれど、「××××いりマすか?」という女性の声に「いらないから」と答えてしまったことが仇となり――。

適当な回答で怪異に見入られた男性の結末は…?「インターホン」 を読む。

■幽霊よりも生きた人間の方が怖い…?実体験をもとに描かれたしばたまさんの「フォロワーさんのゾッとするお話」

人気イラストレーターでもあるしばたま(@shibatamaaaa)さんがフォロワーから寄せられた体験談を漫画化した「フォロワーさんのゾッとするお話」。かわいらしいタッチながら、もしかして自分にも起こりうるかもしれないというリアルな恐怖展開に思わずゾッとしてしまう。犯罪や人間トラブルなど、日常に潜む“リアルな恐怖”を疑似体験できるはず。

実体験をもとに描かれたしばたまさんの「フォロワーさんのゾッとするお話」を読む。

■おもしろ半分でこっくりさんの霊を呼んだら想定外の事態に…!?ホラー&ユーモア溢れる都市伝説の短編漫画シリーズ

数々の都市伝説に遭遇していく女性を描いた、藤やすふみ(@y_asufumi100)さんの短編漫画「都市伝説に求める女」。「こっくりさん」や「トイレの花子さん」など有名どころだけではなく、マイナーな都市伝説も登場。1話4ページでテンポよく読み進めることができる。

都市伝説に遭遇しやすい女のホラーギャグ漫画「都市伝説に求める女」を読む。

■常識ではかれない神々の領界に、役人バディはどこまで踏み込めるのか――。不可思議で不条理なホラー「領怪神犯」

神々が引き起こす超常現象である“領怪神犯”と、公的組織「領怪神犯特別調査課」として怪現象に立ち向かう役人バディを描いた「領怪神犯」。原作は、木古おうみさんの第7回カクヨムWeb小説コンテスト(ホラー部門)大賞受賞作の同名小説で、足鷹高也(@asitaka_koya)さんがコミカライズを担当。

とある地方の名もなき御神体、人を取って喰らう神の言い伝え、ダム湖に浮かび上がる黒い巨人の影……。理解不能な神々の所業を調査する役人たちが、踏み込める領域はどこまでなのか――。

神々が引き起こす怪現象に立ち向かう役人バディを描いた「領怪神犯」を読む。

呪いのビデオを観てしまったおじいさん!?テレビから女性の幽霊が現れるも意外な展開に…。

最後に紹介するのは、呪いのビデオを観てしまったおじいさんと、貞子のような女性の幽霊との交流を描いた甘井( @amai_taiyaki )さんの漫画「呪いのビデオと呪いが効かないおじいちゃんの話」。作者いわく怖がらせることを描いていないとのことで、ホラーが苦手な人でも安心して読むことができる。おじいさんの意外な反応に、果たして幽霊はどう思うのか…!?

呪いのビデオと呪いが効かないおじいちゃんの話」を読む。

ホラー漫画といっても、定番の心霊ものを始め、都市伝説、ギャグ、ヒトコワ系などさまざま。ここで紹介した漫画を参考に、お気に入りの漫画家さんやジャンルを見つけてみよう。

寒い日にゾッとする恐怖を…。お正月に読みたいおすすめのホラー漫画5選