バランス良く各部に手を加えて絶妙なスパイスで個性を演出
ワゴニスト編集部がこれまで取材したクルマのなかからピックアップして紹介。ここではバランスの良いカスタムはもちろん、左右でホイールを履き分けたり、ブルーラインを投入するなど、個性が光るトヨタ「ヴェルファイア」を紹介します。
左右でホイールを履き分け
全体的にハデさは抑えつつ、マニアックなカスタムを随所に施したのが、“あいうえ太田”さんのトヨタ「ヴェルファイア」だ。あいうえ太田さんはこのように話す。
「他人と被らないスタイルで、派手過ぎず、地味過ぎず……をベースに、スポーティでラグジュアリーなスタイルを目指しました」
ヴェルファイアは、子どもが生まれたのを機に2019年に購入。奥様もヴェルファイアがお気に入りだという。普段は奥様が乗るため、サスペンションはエアサスに交換。その結果、買い物や子どもの送迎でも不安なく乗れて、イベントなどでは極低フォルムがアピールできる仕様となっている。
ホイールはグノーシスだが、運転席側はCVD、助手席側はCVXというデザイン違いを装着。見るサイドで異なる表情をアピールし、オリジナリティを主張する。
エアロはすべて異なるメーカーを装着
エアロは知人が譲ってくれたものを選別してすべて異なるメーカーを装着しているが、チグハグな印象はなく、うまい具合にバランスさせることで「ちょっと違う感」を演出。スポーツムード漂うリアウイングはシックスセンス製を装着。レッドにペイントすることで、リアビューのアイキャッチに仕立てている。
リップスポイラーはシルクブレイズ。左右ダクト外側の純正メッキ部をボディ同色化するなどメッキ部を減らすことで、スッキリ感を強調してブルーラインを効果的にアピール。このブルーラインを差し色として加えることで、大幅なフォルムの変更なしに、絶妙なスパイスで自分らしさをアピールするヴェルファイアに仕上げているのだ。
オーナーのあいうえ太田さんは今後の展望についてこのように話してくれた。
「少しずつカスタムして、徐々に自分の思い描くスタイルに近付いてきています。今後は、もう少しキャンバー付けたりしたいです！」
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