北陸地方の地震の影響も心配です。

イチバン混む! 上りも下りも!

2024年1月2日(火)は、主な高速道路で激しい渋滞が予測されています。今回の年末年始期間におけるピークと予測されている日です。元日には石川県で強い地震が発生し、道路にも影響を及ぼしていますが、激しい渋滞は太平洋側を中心に予測されています。NEXCO各社が発表している主な区間のうち、おおむね20km以上の激しい渋滞は次のとおりです。渋滞の先頭箇所と渋滞時間、最大渋滞長の順で記載します。

東名高速
(下り)綾瀬スマートIC付近:7時~18時に最大20km
(上り)綾瀬スマートIC付近:9時~翌3時に最大30km

新東名高速
(下り)岡崎東IC付近:9時~19時に最大20km

中央道
(上り)小仏トンネル付近:10時~22時に最大20km
(上り)高井戸IC出口付近:9時~15時に最大20km

関越道
(下り)高坂SA付近:9時~14時に最大20km
(上り)高坂SA付近:11時~20時に最大30km

東北道
(下り)羽生PA付近:9時~14時に最大25km
(上り)加須IC付近:14時~21時に最大35km

常磐道
(上り)三郷JCT付近:10時~20時に最大20km

東京湾アクアライン首都高湾岸線・K6川崎線
(下り)木更津金田IC付近:8時~18時に首都高湾岸線(西行き)へ最大22km(東海JCT付近まで)、同(東行き)へ最大25km(大黒JCT付近まで)、K6川崎線へ最大16km(殿町付近まで)

東名阪道伊勢道
(上り)亀山スマートIC付近:12時~20時に最大20km

阪神高速3号神戸線第二神明
(上り)芦屋合流付近:9時~23時に最大23km

九州道
(上り)広川IC付近:11時~19時に最大20km

※ ※ ※

例年1月2日は、帰省やUターンなどに初売りなどの買い物・レジャー渋滞が重なる“特異日”とされています。そうしたなかで今回の年末年始は帰省も分散する傾向があるため、前述のように上下線とも今日が最も渋滞回数が多いという予測です。

中でも、渋滞長こそ比較的短いものの、極めて激しい渋滞が予測されているのが東京湾アクアラインの下り線(千葉方面)です。アクアラインから首都高の3方向へ渋滞が延びます。中でも湾岸線西行きへ延びる渋滞は、通過に最大で約2時間35分かかるとされています。

NEXCO各社は、空いている時間もあるとして、渋滞時間帯を避けた利用を呼び掛けています。

他方、地震による大きな被害を受けた石川県をはじめ北陸地方では、道路の損傷等の甚大な被害も確認されています。JARTIC日本道路交通情報センター)ではウェブサイトで、通行規制情報のほか、通行実績(通れた道)の情報も表示しています。

1月2日は年末年始で最も激しい混雑が予測されている(乗りものニュース編集部撮影)。