新たな1年の幕開けである、記念すべき2024年1月1日に日本を襲った、令和6年能登半島地震

日本海側を中心に、多くの地域が家屋倒壊や地割れなどの被害を受け、同月2日12時現在も、さまざまな報告が上がっています。

現地では、警視庁災害対策課の特殊救助隊や自衛隊が、人命を守るために身をていして活動。ネット上でも、多くの人が募金や献血を呼び掛けるなど、支援の輪を広げています。

令和6年能登半島地震を受け、台湾が支援を申し出

地震が発生した同月1日、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統はX(Twitter)を更新。

今回の災害について見舞いの意を表明し、被災した人たちの安全を祈る言葉をつづりました。

また蔡総統は、外交部を通して、被災地支援に必要な協力をするよう支援提供の意向を表明しています。

震災発生の一報を受け、私はただちに外交部に指示を出し、日本台湾交流協会を通して震災の詳細を把握するとともに、必要な協力を提供する用意があることを日本側に伝えました。

また、台北駐日経済文化代表処に対し、現地の台湾人の状況を随時把握し、その安全確保に協力するよう指示しました。

@iingwen ーより引用

東日本大震災をはじめ、日本が災害に見舞われた際にはいつも支援を申し出てくれた、台湾。

日本も台湾の災害支援を行ってきたことから、2021年に蔡総統は「いつも日本が温かい手を差し伸べてくれたことを覚えているので、台湾は支援を惜しみません」というメッセージを送っています。

その気持ちは、日本も同じはず。災害が起こるたび、手を差し伸べてくれる台湾に、多くの人から感謝する声が上がりました。

・いつもいつも、本当に頭が下がる思いです。寄り添ってくれてありがとう。

・支援はもちろんのこと、その気持ちが嬉しい。とても心強いです。

・温かくて涙が出た。また台湾に旅行をしたいな。

不安な時ほど、支えてくれる人の存在を心からありがたく感じるもの。

多くの日本人が抱く『日台友好』の想いは、きっと台湾に届いていることでしょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
@iingwen