12月31日深夜に放送された『あちこちオードリー新春SP【新春本音ノーカットトークSP】』(テレビ東京系)で、オードリーが「今年グッときたニュース」についてゲストの伊集院光と語った。2023年は芸人コンビの解散が続いたが、特に和牛の解散はレギュラーのテレビ番組が一緒だったオードリーも事前に聞いておらず、驚くばかりだったそうだ。

お昼の情報バラエティ『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、2019年4月から2022年9月まで水曜レギュラーを務めていた和牛オードリーとはロケに出ることが多く、川西賢志郎の「顔が大好き」だという春日俊彰は彼のそばを離れずうっとりしているのがお決まりになっていた。ロケの時はきびだんごを恋人同士のように食べさせてもらったり、狭いゴンドラ内でぴったり寄り添うなどやりたい放題で、川西から「気持ち悪い」と何度言われようとめげなかった。『ヒルナンデス!』のスタッフにも、春日の「川西好き」は有名だったという。

そんな和牛の解散には、オードリー・若林正恭が(自分の)妻でさえ「3日間くらい落ち込んでいた」と明かすほど、その影響力に驚いたという。コンビの中のことは「彼らしか分からない」と言いつつ、若林はロケで見せた川西の真面目さについて語り始めた。

それは行列ができる人気店でのロケでのこと。店側にはあらかじめ許可を取ったうえで、待っている人より先に入店できることになっていた。しかし川西はそれを許さず、「タレントだからって、こんなのは良くないから並びましょう」と譲らなかったそうだ。今回の解散についても、彼なりに「色々、思うところはあったんだろうな」と若林は感じたようである。

吉本興業12月12日、和牛が2024年3月末に解散すると公式サイトを通じて発表したが、川西は「水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました」「徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました」とコメントしていた。もちろん相方・水田信二の遅刻癖だけが解散の理由ではないだろうが、それもきっかけの一つであったのは間違いない。オードリーと和牛、双方のファンから「いつか『あちこちオードリー』に和牛が2人揃って出演してほしい」という声は多かったが、叶わぬ夢となってしまったようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび

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