大宮アルディージャは2日、U-18所属のDF市原吏音(18)のトップチーム昇格を発表した。なお、市原はすでにプロA契約締結条件に達しているためプロA契約となる。

市原ジュニアから大宮に所属し、トップチームに新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性者が続出した2022年2月に2種登録。今シーズンも6月に2種登録となると、7月12日に行われた天皇杯セレッソ大阪戦でトップチームデビューを果たした。

同月16日には明治安田生命J2リーグの第26節栃木SC戦でJリーグデビューを飾り、以降はセンターバックのスタメンとして計17試合に出場。U-18やU-19など世代別の日本代表としても活躍しており、最近ではアジアカップ2023に臨むA代表のトレーニングパートナーにも選ばれていた。

市原はクラブを通じてコメントしている。

「この度、大宮アルディージャU18からトップチームに昇格することになりました。自分の夢は日本代表としてW杯のピッチに立ち、新たな歴史を作ることです。プロサッカー選手として、このクラブでキャリアをスタートできることをとても嬉しく思います」

「J3優勝、J2昇格しか考えていません。熱い応援、よろしくお願いします」