浦和レッズのDF荻原拓也(24)が、クロアチアへと移籍することになるという。クロアチア『Sportske novosti』が伝えた。

浦和の下部組織育ちの荻原は2018年からトップチームに昇格。1年目にプロデビューを果たすなどしたが、その後は出番が限定され、2020年8月にはアルビレックス新潟に期限付き移籍。2021年、2022年は京都サンガF.C.へ期限付き移籍していた。

今シーズン復帰すると、左サイドバックだけでなく右サイドバックでもプレー明治安田生命J1リーグで28試合1得点、YBCルヴァンカップでも10試合に出場していた。

ユースの同期であるDF橋岡大樹はシント=トロイデンへと移籍し、一足先に海外挑戦中。日本代表にも呼ばれているが、荻原もどうやらこの1月にヨーロッパに行くことになるという。

『Sportske novosti』は、夏に北海道コンサドーレ札幌からディナモ・ザグレブに加入したMF金子拓郎について言及。「日本からの金子は1人で来るのではなく、日出ずる国からブルーズの新参者である荻原拓也が一緒に飛行機に乗る予定」と報道。「所属する浦和レッズとは買い取りオプション付きで夏までのレンタル契約で合意した」と伝えている。

報道によれば、メディカルチェックをその後に現地で受けて、合格すれば契約書にサインするとのこと。左サイドバックに問題を抱えるディナモ・ザグレブにとって、うってつけの人材だとしている。

初の海外挑戦となれば簡単にいかないことも多いが、半年先輩の金子が良いガイドになるとも。どうやら移籍はかなり濃厚のようだ。