レアル・ソシエダは2日、ラ・リーガ第19節でアラベスをホームに迎え、1-1で引き分けた。ソシエダのMF久保建英は94分までプレーしている。

2023年最終戦となった前節カディス戦をゴールレスドローで終え、2試合連続引き分けの6位ソシエダ(勝ち点31)は、この試合を最後にアジアカップを戦う日本代表に合流する久保が[4-3-3]の右ウイングで先発となった。

16位アラベス(勝ち点16)に対し押し込む入りとしたソシエダは、13分にショートカウンターを受けてピンチを迎えるも、敵陣でのプレーを続けていく。

しかし36分に痛恨の退場者。ロングボールを処理すべくボックス外に飛び出したGKレミロが目測を誤ってハンド。一発退場となった。

10人となったソシエダはアンドレシウバを削ってGKマレロを投入。[4-4-1]としブライス・メンデスが最前線に入った。

ゴールレスで迎えた後半、一進一退の攻防で立ち上がった中、55分にCKの流れからオヤルサバルがルーズボールを押し込みにかかる好機を作ったソシエダ。

しかし74分にPKを献上する。メリーノがボックス内でゲバラを倒してしまった。このPKををリオハに決められ、先制を許した。

追う展開となったソシエダは終盤の87分、PKが与えられるもスベルディアがボックス内で倒されて獲得したPKはVARの末、ノーファウル判定となりPKは取り消しに。

追加タイム2分には久保のミドルがバーに直撃し、万事休すかと思われたソシエダだったが、追加タイム7分に追いつく。サディクがロングボールを収めたプレーを起点に、ルーズボールをボックス内に走り込んだスビメンディがシュートを蹴り込んだ。

さらに2分後にはメリーノに逆転のチャンスが訪れたが、ゴール至近距離からのヘディングシュートは枠を捉えきれず1-1でタイムアップ。

数的不利に陥りながらもソシエダが勝ち点1をもぎ取っている。