ローソンの定番ホットスナックである「からあげクン」。1986年の誕生以来、多くの人に愛され続けている商品だ。今回は、そんな大ヒット作を同じくローソンの商品でアレンジ。全く新しいサンドイッチ作りにチャレンジしてみた。

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●サンドイッチで定番商品の新しい魅力を発見できるか!?



 今回用意したのは、ローソンの超定番商品である、からあげクンのレギュラーとレッド。おなじみの味わいが、さらにおいしく変化するか、ちょっぴり鼓動が速まる。サンドする食パンも、やはりローソンで購入。事前に包丁でヘタを切り落とし、マーガリン的なものをしっかり塗って準備万端だ。


●優しすぎるのは魅力? たまごチーズからあげサンド



 まずは冒険度低めのこちらから。ほんのり味付けされた「たまごサラダ」を1袋全てパンに乗せる。その上にからあげクン レギュラー三つを配置し、溶けないタイプのスライスチーズを乗せるとハイ完成。サンドイッチらしく三角になるようパンの真ん中に包丁を入れる。

 断面を見てみると、うーん、なんだかボリュームもないし華やかさに欠ける印象。たまごサラダを真ん中に寄せて、もっとこんもりとさせるべきだった。しかし、おいしければヨシということで、がぶりとかぶりついてみる。ま、まあ、おいしいですよ。たまごとチーズとからあげんクンだもの、そりゃ不味いわけがない。でも、パンチが足りないというか、刺激がないというか、優しすぎる印象。マスタードと塩胡椒をちょいと加えるだけで、大変身しそうだ。


●仰天の完成度。高級からあげ海老マヨサンド



 お次は、ちょいと反則くさいが高級惣菜とからあげクンの共演。「海老のマヨソース」を電子レンジで温めてパンに乗せようとすると、ソースがドボドボと出てきて、うひー、おいしそうだけどシチューぶっかけたような佇まい。海老はかなり大ぶりで、やはり豪華だ。からあげんくん レギュラーを海老とソースの隙間に詰め込んで、パンで挟むと完成。見た目が酷いことになるのを避けるため、三角形にカットせずにそのままいただきます。

 がぶりとやると、おほほー、口にマヨソースが洪水のように流れ込んだあと、海老の風味とからあげクン香ばしい味わいがフンワリ。これは、かなり「ウマし!」。例えるなら、グラタンコロッケバーガーのような感覚。さらに、からあげクンサクサク感と海老のプリプリ感がアクセントになり、後味もしっかりと感じられる。お皿の上とサンドイッチをつかむ指はかなりベトベトになるが、これは大成功。


●少しの手間でハイクオリティー、カニカマレッドサンド



 最後はカニカマと、からあげクン レッドのサンドに挑戦。まずはカニカマを適当にほぐし、マヨネーズと和える。それをパンにまんべんなく乗せて、その上にからあげクン レッド五つを並べれば完成。今度は切り口にボリューム感を出すために真ん中にカニカマを寄せてみた。三角形になるようにカットすると、おー、なんだかいい感じ。コンビニのサンドイッチと比べても見劣りしない出来栄えだ。

 いただいてみると、からあげクンレッドの辛さをカニカマ&マヨがマイルドにしながらも、後味にスパイシーさが残りめちゃくちゃおいしい。塩胡椒などもふっていないのに、濃厚さと辛味のバランスもよく、これは自分的に100点満点の味わい。カニカマをほぐしてマヨネーズと和えるという程よい手作り感もあって、大満足のアレンジレシピとなった。


●個性的なアレンジに今後も挑戦



 成功も失敗もあったが、いろんなことが発見できたからあげクンのアレンジ。今後もコンビニの定番商品を使った個性的なアレンジレシピに、がんがんチャレンジしていきたい。(エフェクト・山葉のぶゆき)
ローソンの「からあげクン」をアレンジ