イベントレポート

2023年12月16(土)、12月17日(日)に森永製菓株式会社(本社 : 東京都港区芝、代表取締役社長 : 太田 栄⼆郎)が主催し、株式会社RATEL(本社:福岡市中央区、代表:吉村 信平 https://ratel.games/)が制作・配信を行った「inゼリー esports World Challenge “Community” Cup 2023 オーバーウォッチ2」では、予選トーナメントに参加した20チームの内上位3チームが決勝トーナメント進出し、勝ち残った1チームが、国内競技シーンでトップを誇るプロチーム「VARREL」と対戦し、その勝者が、Overwatchコミュニティで最強と謳われる、レジェンドプレイヤーで構成された「Dream Team」との対戦権を手に入れることが出来ます。

また本大会と同時並行して、Fnatic所属ストリーマーのSPYGEA氏、ZETA DIVISION所属ストリーマーのTa1yo氏コメンテーターとして出演する公式ウォッチパーティーも開催致しました。

SPYGEA氏は国内Overwatch競技シーンの初期からプロゲーマーとして活躍し、Ta1yo氏は日本人唯一の「Overwatch League」プレイヤーとして「San Francisco Shock」に所属し、2020年には優勝を経験した日本トッププレイヤーです。


【予選トーナメント】

予選トーナメントの大会形式はシングルエリミネーション形式。試合形式は全試合BO3(Best of 3)と呼ばれる2先取したチームの勝利とするオーソドックスな形で行われました。

予選トーナメントを勝ち抜いた上位3チームには、inゼリー3ヶ月分、Overwatch2オリジナルグッズセット×6、DAY2決勝トーナメントへの出場権がプレゼントされ、今大会優勝チームにはinゼリー1年分とOverwatch2オリジナルセットがプレゼントされます。



激戦の末、予選トーナメントを突破したのは、Bird Strike」「Arise project」「ぞうさん/ゾウさん」の3チーム。

決勝トーナメントも大会形式はシングルエリミネーション形式ですが、試合形式はより競技性の高いBO5(Best of 5)形式となります。

【決勝トーナメント】

決勝トーナメント最初の対決はBird Strike対Arise projectで、Bird Strikeは陸上だけではなく空中の移動も得意とする「ウィンストン」と「ゲンジ」を中心に構成された、縦横無尽に立ち回り相手の意表を突く戦いを得意としたDive(ダイブ)構成と呼ばれる編成を主に扱い、対してArise projectは大きな盾を使う「シグマ」と「ブリギッテ」、高火力なピストルを扱う「キャスディ」で構成された、盤石の安置から敵を高火力でなぎ倒すPoke(ポーク)構成の中に、移動の素早い「ゲンジ」を採用したDive、Pokeのハイブリッドのような編成で戦いを繰り広げました。


Bird Strikeは個々人の類まれなる技術で幾度もチャンスを生み出し敵を翻弄しましたが、そんな中でもArise projectは盾を活かした固いチーム力で攻撃を防ぎ切り、初戦はArise projectが勝利を収めました。

続く第二試合は、初戦を勝ち上がったArise Project対ぞうさん/ゾウさん。

うさん/ゾウさんはDive構成と、移動スピードの速い「ゲンジ」、「ソジョーン」に、味方の移動スピードを更に底上げする「ルシオ」を加えた、戦う前にエリアを取得してしまうRush(ラッシュ)構成で戦いを繰り広げました。


ラウンド取得2対2の熱戦を両者繰り広げましたが、最終マップである「Ilios(イリオス)」はArise projectが得意とするPoke構成が苦手なマップ。

そんな中でも臨機応変に対応し、普段安定性の高いチームとは思えないほどのアグレッシブな戦いを見せましたが、俺たちの土俵だと言わんばかりにぞうさん/ゾウさんが火力の違いを見せつけ、遂にArise projectの牙城を崩し二試合目の勝者となりました。


第三試合は待望の日本最強チームである「VARREL」がぞうさん/ゾウさんとの熱戦を繰り広げました。

待ちに待ったVARREL開幕の構成はRush構成。対するぞうさん/ゾウさんはDive構成からのスタートとなりましたが、序盤ぞうさん/ゾウさんのKYON選手が国内最強の「トレーサー」使いであるNico選手を”トレーサー”でキルするという波乱の幕開けとなりましたが、そんなチャンスも束の間、Nico選手に火が付き、圧倒的な連携力を見せつけ初戦をあっという間に取得しました。

そんなぞうさん/ゾウさんもVARREL相手に熱戦を繰り広げ、一度はラウンド取得まであと一歩まで歩み寄りましたが、対するVARRELが国内最強の意地を見せつけるかのように何度もチャンスを作り続け最後の最後で逆転するという、視聴者を沸かせるパフォーマンスを見せました。
ラストはぞうさん/ゾウさんがあと一歩及ばず今回の「inゼリー esports World Challenge “Community” Cup 2023 オーバーウォッチ2」優勝チームはVARRELとなりました。




【エキシビジョンマッチ】

そんな本戦の熱冷めやらぬ中行われたのが、今大会の目玉とも言える「エキシビジョンマッチ」。

国際的なプロeスポーツリーグOverwatch League」開幕初期から活躍した名プレイヤーから、現在も第一線で戦い続けるプロ選手で構成された、一夜限りのチーム「Dream Team」。

メンバーは「ANS」「Profit」「Xzi」「Fearless」「FiNN」の5名。

世界一のスナイパー使い、リーグ初年度最優秀選手、現役最強のタンク、ヒーラー使いに1年振りの大会出場を果たすXzi選手で構成されたチームで、Overwatchコミュニティから大きな話題を呼んだ待望のラストマッチ。


1年間フルタイムで活動を共にしてきたプロチーム「VARREL」と、最強選手が募った即席チームの「Dream Team」。

初戦はDPS使いであるProfitがサポートを使用、世界最強のスナイパープレイヤーANSが苦手とするトレーサーを使用するなど視聴者に衝撃を与える展開となりましたが、敵の油断を許さずファーストラウンドはVARRELが取得。

続く第1マップの2ラウンド目もANSがトレーサーを使用し、1マップ目はVARRELが取得するかと思われましたが、世界最強タンクFearlessが常に前線で戦いながら、ピンチになれば直ぐにラインを下げるという一切の妥協を許さない固いプレイで敵からの攻撃を守りつつ、サポートはあまり得意ではないProfitの存在を感じさせないFiNNの圧倒的な回復力で、VARRELの圧倒的な連携力を封じ込め一マップ目を取得しました。


続く2マップ目、ANSの最も得意とするウィドウメイカーが登場。試合開始直後から脅威のヘッドショットを見せつけ実況者を驚かせました。

ハンゾー、ウィドウメイカーの2スナイパー構成として相性の悪いウィンストンを採用しているにも関わらず、個々人の圧倒的な対面力とヘッドショット率でVARRELが得意とするチームプレイを破壊し、2マップ目もDream Teamが取得しました。


Dream Teamの驚異的なパフォーマンスを見せつけ、始まった3マップ目。ここでようやくProfitがメインロールであるDPSを採用し、視聴者を沸かせました。

対するVARRELもMihawkの得意とするウィドウメイカー、Nicoの得意とするソンブラで開幕2キルを見せつけますが、Profit、ANSのスナイパー3キルでカウンタープレイを行い、一気に試合を展開していきます。

何度もオーバータイムでVARRELは接戦を繰り広げますが、Fearlessがたった一人で敵チームに介入し、メンバーの戦線復帰までの時間を稼ぎ、ラウンドを終了させます。


攻守交替でVARRELは自分たちの最も得意とする構成からDream Teamのメタとなる構成で対策を行いますが、今大会初となるANSのファラ採用によってVARRELに大打撃を与え、Dream Team側が1マップの取得も許さず勝利を収めました。

日本のOverwatch2競技シーンの魅力を最大限に発揮し、そのコミュニティのトップに君臨する「VARREL」のチーム力。そして立ちはだかる世界の壁、その全てが今大会では集結し、今後の国内Overwatch2競技シーンの更なる発展が楽しみになる大会となりました。


また、本大会の様子はウォッチパーティー主催のSPYGEA氏、Ta1yo氏のTwitchでもコメントを楽しみながらアーカイブを見返すことができます。

SPYGEA 公式Twitch https://www.twitch.tv/spygea

・Ta1yo 公式Twitch https://twitch.tv/ta1yo_tv

切り抜き動画では大会のハイライトを中心に、元プロ選手、リーガーならではの視点から各選手の特徴や見どころまで分かりやすく解説されているので、気になった方はぜひご覧ください。



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本イベントの制作会社(株式会社RATEL)について

2018年の設立以来、”Bet all on esports, Unlock the new world.”というミッションを掲げ、eスポーツ大会やイベントの制作を行うエンタープライズ事業を展開。様々なタイトルの公式大会や大規模大会を年間250件以上運営。 エンタープライズ事業の他に、eスポーツ選手やストリーマーのインフルエンサーマーケティングを行うエージェンシー事業部や、ソフトウェア開発を行うプロダクト事業部も擁する。

・ホームページ : https://ratel.games

・お問合せURL : https://ratel.games/contact

配信元企業:株式会社RATEL

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