今回は、新たなカラーをまとったフルメタルGの新色「GMW-B5000BPC」をチェック

【G-SHOCKの集大成!?】フルメタルGのグラデーションカラーモデルは40周年にふさわしい傑作だった!/編集長 奥家の『コレ買いです』Vol.37の画像一覧

モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、新たなカラーをまとったフルメタルGの新色「GMW-B5000BPC」をチェックします!

G-SHOCK40周年を飾るにふさわしい新作フルメタルGが登場!

G-SHOCKは我々世代にとって、おそらく誰しも一度は通ってきた時計ブランド。実用性に優れる上に、圧倒的なタフネスを備えているなんてところは、めちゃくちゃ男心をくすぐりますよね。国民的家庭用ゲーム機も登場したのと同じ1983年に誕生し、頻繁に話題作が生まれては憧れを抱かせ続けてきた存在です。

G-SHOCK「GMW-B5000BPC」¥89,100(税込) ケース幅43.2×高さ49.3mm、20気圧防水、タフソーラー

G-SHOCKGMW-B5000BPC」 ¥89,100(税込)
ケース幅43.2×高さ49.3mm、20気圧防水、タフソーラー

そんなG-SHOCKが40周年を迎えた昨年に登場したのが「GMW-B5000BPC」でした。最初に言ってしまうとこのモデル、「G-SHOCKの集大成」だと断言できるクオリティを備えた1本でした。

ブルーとグリーンのグラデーションカラーに惚れた!

最大の特徴は、デジタルフェイスの外周にガラス蒸着した、ブルーとグリーンのグラデーションカラー最大の特徴は、デジタルフェイスの外周にガラス蒸着した、ブルーとグリーンのグラデーションカラーにあります。

今作はG-SHOCKの中でもトップクラスの人気を誇るフルメタルシリーズに属していますが、これまで同シリーズはシルバーやブラック、ゴールドなど、単色使いが標準でした。ときにはサーキットボードのグラフィックを使ったカモフラージュデザインなんていうのも発売されましたが、それも単色。シリーズの特徴であるメタルの質感を最大限に活かすための方策でしょう。しかし、すでにフルメタルシリーズの存在は広く知れわたり、次なる一歩としてカラーを加えることに。それもブルー×グリーンのグラデーションという鮮やかなカラーをチョイスしたところにG-SHOCKらしいイケてるセンスを感じます。

それぞれの個性が共存する世界観を多色使いの美しい彩りで表現しました。(公式webサイトより)

テーマは、多彩なカラーモデルを展開することで多様な個性に寄り添ってきたG-SHOCKらしさの表現。まさに40周年を記念するのにふさわしいデザインですね。

ガラス蒸着されていることもあって角度により色の見た目が変化し、さらに豊かな色彩を感じられるという仕組みガラス蒸着されていることもあって角度により色の見た目が変化し、さらに豊かな色彩を感じられるという仕組み。フルメタルGはたくましい造型やメタルの質感が特徴ですけど、このグラデーションカラーが惹きつける魅力も相当に高いです。個人的にはネオンのようなレトロフューチャー感であったりシティポップテイストも連想されて、懐かしくも新しい感覚が呼び覚まされます。

相変わらずの力強さに魅了される!

そしてフルメタルGの特徴といえば、その名の通りケースもバンドもメタルで表現したスタイルです。

ディテールをメタルで精緻に表現G-SHOCK初号機のデザインをそのままに受け継ぎつつ、メタル素材で表現。耐衝撃性を高めるため徹底して計算されたベゼルの高さやケースサイドの凹凸は「もうこれは文化遺産では?」というくらいに極まっていますが、それらディテールをメタルで精緻に表現。しかも鏡面とヘアラインとで分けて仕上げることで美しい造形美を強調しています。

ディンプルまでしっかり表現バンドもこの美しさ。ディンプルまでしっかり表現しているところも憎らしいんですよね。ちなみにバンド接続部は3本足構造となっていて、連結パイプに加わる衝撃を分散する構造が採用されているとのこと。

ほどよい重厚感が腕に心地よく、確かな装着感も感じられるフルメタルであることから、重量は樹脂モデルの3倍くらいしてしまうのですけど、一般的な時計としてみれば標準的な重さ。ほどよい重厚感が腕に心地よく、確かな装着感も感じられます。

Bluetoothを使ったモバイルリンク機能で、スマホアプリ「CASIO WATCHES」と連携デザインモチーフは1983年の初号機ですけど、中には最新機能が凝縮。その一つがBluetoothを使ったモバイルリンク機能で、スマホアプリ「CASIO WATCHES」と連携することでアラームやワールドタイムの設定や自動時刻補正も行えるようになります。時計本体でも操作できますが、スマホの大画面でやってしまったほうがラクなんですよね。

【総評】G-SHOCKの本気を感じる2023年の最注目モデルだ!

改めたこのシリーズの魅力を感じたフルメタルGの出来のよさは相変わらずで、装着感のよさも使いやすさも高レベル。今回はブルーとグリーンのグラデーションカラーが新たに施されたことで、改めてこのシリーズの魅力を感じることができました。G-SHOCKに憧れた幼少期の自分に「やっぱりいい時計だったよ!」と伝えてあげたくなる、そんな1本です。次の40年も楽しみにしています!

問い合わせ:カシオ計算機 お客様相談室
TEL:0120-088925
公式webサイトはコチラ

構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典

【G-SHOCKの集大成!?】フルメタルGのグラデーションカラーモデルは40周年にふさわしい傑作だった!/編集長 奥家の『コレ買いです』Vol.37