ユベントスは4日、コッパ・イタリア・ラウンド16でサレルニターナをホームに迎え、6-1で圧勝した。

5日前の2023年最終戦となったローマ戦をウノゼロで制したユベントスは、主力を半数ほど起用。ラビオやキエーザ、ダニーロらがスタメンとなった。

5日後にセリエAで再戦するサレルニターナに対し、キエーザとミリクの2トップで臨んだユベントスは、開始1分に失点。ガッティが横パスを自陣ボックス内でイクウエメシにカットされ、先制されてしまった。

失点を受けて前がかるユベントスは12分にサイド攻撃の揺さぶりで追いつく。キエーザの左クロスをファーサイドのカンビアーゾが頭で折り返し、最後はミレッティが押し込んだ。

同点後も攻勢をかけるユベントスは16分にラビオのミドルで、28分にキエーザのミドルでゴールに迫ると、35分に逆転した。右CKをダニーロがヘッドで逸らし、ゴールエリア左のカンビアーゾがボレーで蹴り込んだ。

逆転したユベントスは43分に3点目のチャンスが訪れるもミレッティの枠を捉えたシュートはGKフィオリッロの好守に阻まれ、2-1で前半を終えた。

迎えた後半、54分にユベントスに決定的な3点目。CKの流れからミリクのヘディングシュートをGKが弾いたルーズボールをルガーニが詰めた。

余裕のユベントスはキエーザをお役御免とし、ユルドゥズを投入。それでも75分に4点目。敵陣でボールを奪った流れからユルドゥズがフィニッシュに持ち込むと、GKがセーブしたルーズボールが相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。

終盤にかけていなすユベントスは86分に5点目。ユルドゥズが得意のカットインシュートを決めきった。

止まらないユベントスは追加タイムにウェアに移籍後初ゴールが生まれて5発圧勝。終わってみれば大勝で新年初戦を制した。