バルセロナは4日、ラ・リーガ第19節でラス・パルマスとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。

2023年最終戦となった前節アルメリア戦をセルジ・ロベルトのドブレーテで3-2と打ち勝った4位バルセロナ(勝ち点38)は、フェリックスがベンチスタートとなってフェラン・トーレスが先発。新戦力のヴィトール・ロッキが早速ベンチ入りした。

レアル・マドリーに次ぐ失点数の少なさを誇る9位ラス・パルマス(勝ち点25)に対し、レヴァンドフスキ、ハフィーニャ、F・トーレスの3トップで臨んだバルセロナは一進一退の攻防で立ち上がった中、11分にカンセロが負傷交代となると12分に失点。

サンドロ・ラミレスの右クロスをムニルに合わせられた。元バルセロナの2選手によって早々に追う展開となったバルセロナは、攻めあぐねる展開を強いられると28分にもピンチ。ハビ・ムニョスのミドルでGKペーニャを強襲され、ルーズボールを拾ったサンドロ・ラミレスカットインシュートでポストを直撃された。

好機を作れないバルセロナは32分にようやく決定機。セルジ・ロベルトがディフェンスライン裏を取って前進。しかしフェラン・トーレスへのラストパスはDFにカットされてしまう。

枠内シュート0に終わった前半を終えて迎えた後半、前がかるバルセロナは56分に追いつく。分厚い攻めを見せた流れからセルジ・ロベルトのラストパスを受けたボックス中央のフェラン・トーレスがシュートを蹴り込んだ。

同点後もバルセロナハーフコートゲームを展開。しかし攻めあぐねたため、72分にレヴァンドフスキとハフィーニャを諦めてフェリックスとヤマルを投入。

さらにヴィトール・ロッキを投入すると、終了間際の追加タイム1分にPKを獲得。フェリックスがGK強襲のシュートを放つと、ルーズボールにギュンドアンが反応。ゴールエリア左でシンクフラーフェンに倒された。

このPKをギュンドアン自ら決めてバルセロナが逆転。劇的勝利で新年初戦を白星で飾っている。