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明後日7日は、北陸など日本海側は次第に雨から雪に変わる所が多く、8日成人の日にかけて大雪のおそれも。冷え込みも厳しくなりそうです。13日以降も日本海側は雨や雪の日が多いでしょう。東京など太平洋側は晴れる日が多い見込みです。

6日~12日の天気

明日6日は、北海道日本海側は雪、東北の日本海側と北陸は雨や雪が降るでしょう。北陸では広い範囲で雨が降りそうです。再び警報級の大雨になる可能性もありますので、雨の降り方に注意が必要です。令和6年能登半島地震で揺れの⼤きかった地域では、地盤の緩んでいる所があるため、少しの⾬でも⼟砂災害の危険度が⾼まる恐れがあります。土砂災害に注意や警戒をしてください。太平洋側は日差しの届く所が多くなりそうです。

7日は次第に西高東低の冬型の気圧配置となるでしょう。北海道から北陸の上空には強い寒気が流れ込む見込みです。北海道から東北だけでなく、輪島の上空5300メートル付近にも、マイナス36℃以下の、大雪をもたらすような強い寒気が流れ込むでしょう。そのため、東北や北陸でも7日は雨から次第に雪に変わる見込みです。北陸の地震の被災地でも、8日にかけてまとまった雪が降り、降り方が強まることもありそうです。太平洋側は晴れる所が多いですが、寒気が強まるため、関東南部の山沿いでも雪が降るでしょう。平野部の一部にも雪雲が流れ込み、寒気の強さによっては、東京都心で初雪が観測される可能性もあります。路面凍結などに備えて、念のため車の冬装備は万全にしておくようにしましょう。

9日は北陸などでも日差しが戻りますが、10日以降は再び日本海側を中心に雨や雪となりそうです。最高気温は5℃前後と、日中も真冬並みの寒さでしょう。8日から9日は、氷点下の冷え込みになる所もありそうです。できる限り、雪や寒さへの対策をしてお過ごしください。

太平洋側は12日にかけて、おおむね晴れるでしょう。最高気温は、13℃から14℃くらいで、日差しが暖かく感じられそうです。

13日~18日の天気

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13日以降は、北海道では雲が広がり、雪が降りやすいでしょう。14日以降は、一日を通して氷点下の日が続きそうです。

北陸も雨や雪の降る日が続くでしょう。最高気温は7℃から10℃前後で、朝晩は氷点下になるような強い冷え込みはなさそうです。ただ、日差しがなく雨や雪が降るとグッと寒く感じられるでしょう。

関東から九州は太平洋側を中心に晴れる日が多いですが、13日と14日は雨の降る所がありそうです。最高気温は平年より高く、13℃前後でしょう。日差しの温もりを感じられそうです。

被災地ではなるべく暖を取る工夫を

地震の被災地では、この先2週間は、雨や雪の日が多くなりそうです。

避難先などでは、暖房器具など十分に用意できない所が多いと思いますが、重ね着をしたり、中にレインコートを着たり、段ボールなどを活用して風よけにしたり、床に敷いたりすると、断熱効果があり、少しでも暖かく過ごせそうです。なるべく、少しでも暖かく過ごせるような工夫をしてお過ごしください。

2週間天気 7日~8日は被災地にも大雪をもたらす寒気 冷え込みも厳しい