シルベスター・スタローンジェイソン・ステイサム共演の映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』(公開中)の公開初日トークイベントが1月5日丸の内ピカデリードルビーシネマにて開催され、つまみ枝豆水道橋博士が登壇し、映画の魅力を語った。

【写真を見る】オンラインで映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』トークイベントに参加したスコット・ウォー監督

スタローンが監督、脚本、主演を務めてスタートした人気アクションシリーズ最新作には、スタローンステイサムのほかドルフ・ラングレンランディ・クートゥアらが続投し、新たに50セントやミーガン・フォックストニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディガルシアらが参加。最強の消耗品軍団“エクスペンダブルズ”の活躍を迫力満点に描く。

芸能界最強の軍団“たけし軍団の狂犬”と紹介された枝豆は、「“たけし軍団の良心”と言おうと思ってたのに」と苦笑いしつつ「正月からスカッとする映画でした」と本作の感想を伝えた。水道橋は「スタローンは77歳。殿と同学年なんです」と師匠ビートたけしの名前を挙げ、タップの練習時にシャドーボクシングをして『さっきのは、スタローン』とコメントするほど常にライバル視!?していたことも明かし、笑いを誘っていた。枝豆はスタローンのアクションに触れ、「前作の3作目が2014年だから66か67歳。パワフルだし、鍛えているんだろうな」と絶賛した。

イベント後半にはスコット・ウォー監督がオンラインでトークに参加。水道橋が枝豆を「ベリーベリー、フェイマスコメディアン!」と紹介すると、ウォー監督は笑顔で「ビールを飲むたびに枝豆を食べています!」とノリノリ。さらに次回作の参考にと、水道橋と枝豆にテコンドーなど、どんな形でもいいから対戦してほしいとリクエストし、会場を大いに沸かせた。水道橋は自身の出演よりもたけしの出演をウォー監督に直訴。ウォー監督の反応を見て「あるかもしれない」とニヤリとする場面もあった。

監督を務めることにプレッシャーはあったかという質問には「プレッシャーよりも光栄」と答えたウォー監督は、名だたるアクションスターと共演できたと充実感を漂わせ、人生でチャンスが巡ってくることはそうそうあることではないとし、その少ないチャンスを掴むようにしているとも明かし、会場から大きな拍手を浴びていた。

スタントマン出身のウォー監督から見た最強の消耗品軍団“エクスペンダブルズ”のアクションは「あの歳でやれるというのがビックリ。拍手喝采です!」とコメント。ウォー監督、そして本シリーズの大ファンから「引きで撮るようなアクションシーンをアップで撮った理由」を問われると「僕がスタントをやっていたというバックグラウンドがあるから」と答えたウォー監督は「引きで撮ると観客は“観る”という体勢になります。でも僕はスタント出身なのでファイトに参加してほしいという気持ちがあります。観客に試合の真っ只中に入ってほしいので寄りにしています」と丁寧に解説。ウォー監督と観客のやり取りに水道橋が「マニアック!」と拍手を贈ると、質問をした観客は「30回観ます!」と宣言。ウォー監督は満面の笑みを浮かべ、会場は大きな拍手に包まれた。

取材・文/タナカシノブ

映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』(公開中)の公開初日トークイベントを盛り上げたつまみ枝豆、水道橋博士