※このコラムは『LOVE CATCHER Japan』エピソード1~4のネタバレを含みます。

■残酷な恋の行方

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それぞれの恋が交差し、すでに互いがマネーキャッチャーかラブキャッチャーか分からないものの、カップルができつつある4日目。この日はカップルチャレンジが実施されず、気になる女性を男子が指名し、デートに出かけることになりますが、ここで恋愛リアリティならではの残酷な結果が待ち受けます。

凌は初音を、友貴と海世は美沙紀を、亞門は美良を、夏輝は瞳を指名。そして、凌に思いを寄せていた雪乃は誰からも指名をされることなく、1人みんなが過ごす宿で待ち続けて眠ってしまうという切ない展開に。

さらに、凌と初音がデートから帰ってきたことにより“自分は誰にも選ばれなかったのだ”と気づくのも残酷すぎて、ギュッと胸が締め付けられます。最初のカップルフォトの凌とのあの幸せな時間はなんだったの? と思わざるを得ないですよね……。

それに気づいた初音は席を外し、凌と雪乃は改めて話をするのですが、一途に凌を思っていた雪乃は「マネーなんだなって思った」「すごいカップルフォトが楽しかったから思いたくなくて……」と自分の気持ちが弄ばれたように感じたと打ち明けます。

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これに対し凌は「カップルチャレンジで写真を撮りたかったのは雪乃ちゃんだったの。楽しかったのも本当」としつつも、他の人も知りたくなったと説明。さらに雪乃の気持ちが自分に向いていないのかもしれないと感じたことも明かします。ん? なんだか浮気した時の男言い訳のようなセリフだな?

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そんな、自分への気持ちが向いていない凌と話す中で、どんどんと表情が曇っていく雪乃。すると凌は追い討ちをかけるように「こんな真面目な話するの疲れるね」とポツリ。それ、絶対言っちゃダメなやつー!!!

しかし、雪乃はそれでも凌への気持ちが拭えず、この日のラブラインでは凌に投票。雪乃、ダメ男を好きなっちゃうタイプじゃん……。

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正直、脈がなくても、悲しい扱いをされても、周りから「もう次行きなよ」って言われても、自分が納得いくまで相手に向かってボロボロにならないといけなかったりする気持ちはわからんでもない。でも、まだたった4日だし、あと丸3日もあって、恋がまだまだ動く可能性があるんだよ〜!! と説得したくてたまりませんでした。

■「好き」の中に残した冷静さ

一方、もう一つの残酷な恋の行方が海世と美沙紀。同じくカップルフォトで急接近したかのように思われたものの、この日のアスレチックや絶叫デートで美沙紀は若干上の空でテンション低めな様子。しかし、デートの途中で友貴が「ちょっと美沙紀とお時間もらってもいいですか?」と王子様のように現れると、パァアアアッと笑顔になる美沙紀。なんとも態度の違いが分かりやすい……!!!

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さらに、友貴は美沙紀をそのまま食べ歩きができる市場まで連れ出すと、サラッと手をつなぎ、カフェでもスマートに英語でオーダー。完璧すぎる上にストレートに愛情表現してくれるなんて、確かに友貴に惚れない理由がない。

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そのためか、美沙紀は「今いいなって思っている人はあなたじゃないって言おうと思ってる」「ふわふわしてたら残酷じゃない?」と友貴に伝えた上で、改めて海世に「今の時点でいいなって思ってるのは友貴くん」と宣言。続けて「もし海世くんがラブだったら、次の恋に行けるかもしれないじゃん? だから、早めに伝えた方がいいのかなって」とシンプルに伝えます。

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自分の気持ちがないことを伝えるのは優しくもあり清々しいな……! と思うものの、私にとってはこれすらも“私は友貴以外いらないんだよ”のパフォーマンスにしかもうすでに見えないんですよね〜……。

正直友貴もこれには少し勘付いているようで、「もう好きですよね」とは言いつつ、「何気ない一言が若干マネーを感じさせることを言ったりする」と冷静な気持ちもある様子。盲目すぎないところも推せます……。

■亞門は美良、夏輝は瞳との恋は動く?

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カフェオーナーの亞門はデートで美良を指名し、カフェを借りて自身が得意なハートのラテアートを描いたカフェラテで美良が気になっていることをアピール。すると美良は「いびつなんだけど(笑)」と言いながら「亞門だったら嬉しいなと思ってた」と話します。

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夏輝と2度のデートを経験しているものの、気持ちが向いているかまでは分からない様子の美良。夏樹よりも亞門と話している時の方が、なんとなく話しやすそうな雰囲気を感じ、「亞門くんに対する印象はすごく変わって、異性ゾーンにも入ってきた感じ」と、デートで印象が変わったことを明かしつつも、この日のラブラインでは「けど、夏輝くんへの気持ちが一番。最後に選んでくれたら一番嬉しい」と夏輝に投票します。

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一方、2度美良とカップルチャレンジで一緒になった夏輝は瞳を指名して、ルーフトップバーでのデートへ。夏輝は誘った理由として「もっと知りたいなって思った」「あまりに恋愛したいように全然見えなかったから(マネーだと思った)」と正直に瞳に伝えます。

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すると瞳は「恋愛したいんだけど、女性側がいいと思っている人とか見る必要ないんだけどめっちゃ見ちゃって……」と周囲を気にしすぎて自分からなかなか行けずに行けたことを説明。すると夏輝は「もったいないと思う。すごい。そんなに魅力的なのに」とさらりと褒め、「その気持ちも分かるけど」と瞳の気持ちを慮ります。

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お互い、意識していなかった2人ですが、瞳は夏輝を意識するように、そして、夏輝もラブラインでは美良を指名したものの「自分が思った以上に揺れてしまった」と素直な気持ちを吐露します。

4日目にして、一気に動き出したラブライン。友貴と美沙紀はもうほぼカップルでは? と思わせられますし、凌と初音も確実に両思いではあるものの、“全員が恋愛をしに来ていない”のが『LOVE CATCHER Japan』の怖いところ。翌日には些細な言動から相手のことが信じられなくなり、一気に崩壊もありえる……。と考えると、落ち着いて見てられない!

メンバー全員の魅力もどんどん見えてきて嬉しい第4話。さらに物語が大きく加速しそうな5話に期待大です!

◇『LOVE CATCHER Japan』番組概要

毎週土曜夜10時~放送中(全8回)
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1904

(瑞姫)

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