浦和レッズが、ローマノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン(25)のレンタル移籍での獲得に近づいているようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現在レンタル加入中のオリンピアコスとの契約を早期打ち切り予定のノルウェー代表FWは、同胞ペア=マティアス・ヘグモ監督が新指揮官に就任した浦和へのレンタル移籍に向けて交渉中。交渉は最終段階に入っており、5日中にも交渉が完了する見込みだという。

ソルバッケンは母国の名門ローゼンボリの下部組織で育ち、ノルウェー1部のランハイムでプロデビュー。2020年1月に加入したボテ/グリムトでは通算91試合20ゴール24アシストを記録。また、2021年11月にデビューしたノルウェー代表では11試合1ゴールを記録している。

ただ、2023年1月に4年半契約で正式加入したローマではここまで15試合1ゴール2アシストの数字にとどまり、同年9月にギリシャの名門へ買い取りオプション付きのレンタルで加入。その新天地では公式戦8試合の出場にとどまっていた。

186cmの左利きの大型アタッカーは、爆発的なスピードとストライドの広さを生かしたオープンスペースでのドリブル突破、パワフル且つ繊細な左足でのフィニッシュが最大の特長。また、スペースがないクロスやラストパス、密集地帯での局面打開も十分に可能だ。