1月5日スタートしたドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)のスピンオフドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐ 春田と牧の新婚初夜』が、本編第1話終了後からTVerにて配信開始となった。

【写真】牧(林遣都)を迎えに行き、カイロで頬をむぎゅっと挟んであっためる春田(田中圭)

 『おっさんずラブ』(2018年)の続編となる『おっさんずラブ‐リターンズ‐』は、新婚生活を送る“はるたん”こと春田創一(田中圭)&牧凌太(林遣都)と、彼らの新居に乱入してくる“家政夫の武蔵さん”こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が、新しい“愛のカタチ”を模索していく“爆笑胸きゅんホームドラマ”。

 本編第1話では、春田がシンガポール勤務から帰ってきた牧と念願の新婚生活をスタートさせるも、お互い会社で責任ある仕事を任されるようになり、多忙な共働きで、理想とはほど遠い日々を送ることに…。そんな2人のもとに、早期退職して再就職を果たした家政夫の武蔵さん(吉田鋼太郎)が降臨。即座に「チェンジ」を申し出る牧だが、あれよあれよという間に契約をし、しまいには自宅の鍵まで渡す羽目に。当時の“はるたんラブ”はどこへやら、武蔵はどこかよそよそしく、ビジネスライクな態度で、プロフェッショナルな仕事ぶりを貫くのだが、牧はかつての恋敵の出現にイヤな予感でいっぱいになり…。

 コロナ渦の遠距離恋愛を経て、やっと一緒に暮らし始めた春田と牧だが、価値観の違いや、日々の家事など小さなことでけんかになってしまい、「恋愛」と「結婚」の大きな違いを思い知ることに。しかし、そんな彼らに黒澤は「違くていい。自分と違うからこそ、広がる世界もある」「日々お互いを知り、許し合い、認め合う。そうしてだんだん、家族になっていく。新婚生活というのは、家族になるための入口なのだ」と諭す。

 雪が舞い散る夜、「牧が頑張ってるのは世界で一番、俺が知ってるから」と働く牧を迎えに行き、カイロで頬をむぎゅっと挟んであっためる春田。牧もまた、酔っぱらってマフラーをなくしてしまった春田に、サプライズで、ふわもこの真っ赤なマフラーをプレゼント。体も心もぽかぽかになった2人は、夜に初詣へと繰り出し「幸せな家族になれますようにー!」と願いを叫び、笑い合う―という、相変わらず、どこまでもまっすぐな王道ピュアラブストーリーが繰り広げられた。

 そして、第1話にさりげなく登場ゲストが、吉田鋼太郎のそっくりさんとして知られる、ものまね芸人のトラチャンだったことが明らかに。春田が“あの人”と間違えるシーンに登場した。

 一方、春田の年上の部下として中途採用で天空不動産に入社してきた和泉幸(井浦新)は、なにやらぽんやりしていて、謎の言動を繰り返す不思議な人物。突然「人生もコントロ―ルZできたらいいのに」と闇深い発言を繰り出したかと思えば、春田の顔を見て涙をこぼすなど、情緒不安定ぎみな和泉。前職を尋ねても「あまり人に言えない仕事です」と秘密にまみれている和泉。春田&牧の新居のお隣さんだったことも発覚した。

 そのうえ、第1話ラストでは、春田が出社しようとしたその瞬間、庭先で血だらけの和泉を発見する…という衝撃展開に。さらには、和泉宅のドアから、ゆるーいテンションで現れたのは、謎の移動式おかかおむすび専門店のイケメン店主・六道菊之助(三浦翔平)。大慌てする春田に対し、実に爽やかに「これはどうか見なかったことに」と笑顔で口止めしてしてきて…。

 一方、スピンオフドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐ 春田と牧の新婚初夜』は、ドラマ本編では描ききれなかった、まさに春田と牧の新婚初夜の物語。お酒を飲んだり、牧のシンガポール土産を開封したり、これから家族の拠点となる新居のルームツアーで大はしゃぎ。広いお風呂、寝室などを仲良く見て回る2人だが…。

 さらに、第1話で牧が春田にプレゼントした赤いマフラーが、EC販売開始。ほかにも第1話の食卓に登場した春田&牧のペア茶碗、個性的なマグネットなど、ラブラブ新婚グッズを同時発売。

 「おっさんずラブ」ぬいぐるみも5種類登場。タキシード姿の幸せいっぱい「春田てんくぅん&牧てんくぅん」、そしてスーツ姿の「春田&武蔵&牧ぬいぐるみ」が完成した。番組グッズは第2弾も予定している。

 また、1月7日まで、東京・品川駅の自由通路にある44面のサイネージに、田中圭林遣都内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉、井浦新、三浦翔平、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎の11名のキャラクタービジュアルが出現中。ドラマのPR映像も流れている。

 金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐』は、テレビ朝日系にて毎週金曜23時15分放送(全9話 ※一部地域で放送時間が異なる)。

金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐』第1話より (C)テレビ朝日