ドイツ代表GKティモ・ホルン(30)が、レッドブルザルツブルク移籍に迫っているようだ。オーストリア『Salzburger Nachrichten』が報じている。

昨夏、アカデミー時代から21年を過ごしたケルンを退団したホルン。以降はフリーの状態が続いていたが、ここに来て隣国オーストリア屈指の強豪への移籍が迫っているという。

ザルツブルクではセカンドGKを務めるU-21ドイツ代表GKニコ・マントルがデンマークのヴィボーに移籍することが濃厚となり、クラブはその穴埋めとして経験豊富なホルンの獲得に動いたようだ。

ホルンは7日からザルツブルクのトレーニングに参加し、その後に契約書へサインする予定。そして、まずはオーストリア代表GKアレクサンダー・シュラーガーのバックアップからポジション奪取を目指すことになる。

9歳でケルンアカデミーに加入し、2011年にファーストチームに昇格したホルンは、2012-13シーズンに2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)でプロデビュー。ドイツの年代別代表の常連で、過去にA代表招集歴もあった実力者だが、降格と昇格を繰り返すエレベータークラブにおいて合計12シーズンを過ごし、公式戦329試合に出場。

しかし、2021-22シーズンの途中のケガをきっかけにセカンドGKに序列が下がると、昨シーズンはブンデスリーガプレーすることなく、契約満了での退団となっていた。