反町隆史が主演を務める1月18日(木)スタートの新ドラマ「グレイトギフト」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※初回は拡大)の制作発表記者会見が、1月6日に都内にて行われた。会見には、反町、波瑠、見取り図・盛山晋太郎、尾上松也佐々木蔵之介が登壇。本作への意気込みや2024年の抱負を語った。

【写真】シルエットが美しい…鮮やかなブルーのドレスで登場した波瑠

■殺人球菌“ギフト”をめぐるノンストップサバイバル医療ミステリー

本作は、「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年、TBS系)、「マイファミリー」(2022年、TBS系)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年・2023年、TBS系)などを手掛けてきた“令和のヒットメーカー”黒岩勉が脚本を務めるオリジナル作品。

ある患者の不審死をきっかけに、反町演じるうだつの上がらない大学病院の病理医・藤巻達臣が、世にも恐ろしい球菌“ギフト”を発見したことから物語は始まる。

その球菌が体内に侵入すると、まもなく患者は死亡。その後、球菌は完全消滅し、死因は急性心不全としか診断できなくなる。そんな完全犯罪をも可能にする殺人球菌“ギフト”をめぐるノンストップサバイバル医療ミステリー。

■波瑠、正月においっ子と白熱

反町ら男性陣がシックなスーツ姿で、波瑠が鮮やかなブルーのドレスで会場に登場。進行を務める久保田直子アナからあいさつを求められると、反町は「『相棒』から来ました反町隆史です」と自身が出演していた同局のドラマを交えて自己紹介をし、会場の笑いを誘った。

続けて「脚本が黒岩さんということで、重厚なサスペンス医療ドラマになっております。また、キャストの方々が本当にベテランの方ばっかりで、僕は医療ドラマというものを初めてやるんですけど、本当に皆さんのお力で…いろいろ緊張しながらやっております。1人でも多くの方に見ていただけたらなと思っておりますので、皆さんお力添えをよろしくお願いいたします」と本作への意気込みを見せた。

また、波瑠は「お正月においっ子とかるたを頑張り過ぎてしまって(声が)こんなふうになってしまって、本当にすみません(笑)。今日、私の言いたいことは全部、盛山さんが話してくださるので…」とかすれた声ながらも冗談を交えて笑顔であいさつ。

すると、横から「僕は心は読めないので、筆談とかで伝えるなら分かるんですけど(笑)。勝手なこと言ってしまうかもしれませんが…」と盛山がつっこみを入れ、仲の良さを伺わせる連携を見せた。

そんな盛山は、反町のあいさつをまねた様子で「見取り図の盛山です。ルミネtheよしもとから来させていただきました。今回、畑違いな現場に来させていただいて、皆さんに優しく接していただいて、一生懸命やらせていただきました。芸人さんによくあるドラマのワンシーンだけ出て、おちゃらけるとかではなく、がっつし出させていただいています」と熱の伝わるコメントを。

尾上は「先の読めないドラマになっておりまして、僕自身も元刑事という役どころで、また新たな新境地に挑戦させていただいているような気持ちでおります。本当に面白くなっておりますので、ご覧いただきたいと思います」と落ち着いた様子で作品をアピールした。

そして、佐々木が「本日は6日から、このように集まっていただきありがとうございます。私も今日が仕事始めで、全然頭が回ってないですけど(笑)。(今作はこれまで出演したドラマとは)ちょっと違った医療ドラマなので楽しみたいと思います」とおだやかな面持ちでまとめた。

反町隆史のイメージが一変…!

今作で、“うだつの上がらない病理医”を演じる反町。演じるにあたり「今回の役はどちらかというと、(対峙する)役に自分自身がおもいっきり向かっていく役なので、役作りとしてはすごく苦労しました」と吐露。

しかし、続けて「ただ僕もうだつが上がらないというか、“(ラーメン屋さんで)隣の人のものを食べちゃったりだとか”そういうこともあるんです(笑)。けれど、一つ一つ丁寧に皆さんと演じさせていただいております」と反町のスマートなイメージからは想像がつかないエピソードも。

すると、学生の頃から反町の大ファンだという盛山は「でも、そういうおちゃめな一面もすべて大好きです。その食べられたお客さんになりたかった」と募る思いを打ち明けていた。

■会場も爆笑の大きな抱負

会見では、新年にちなんで「2024年の抱負」を披露する場面も。反町「ゆっくり確実に」、波瑠「健康」、盛山「アクター」、尾上「挑戦」、佐々木「早寝早起き」とそれぞれがパネルを掲げると、互いの抱負に興味津々の様子。

今作が連続ドラマ初出演となる盛山は、「皆さんの前で言うのは本当に恐れ多いんですけど、今回ドラマで役者さんをやらせていただいて、今年はもうそれ一本でやっていこうかなって」とアクター業に火が付いてしまったようで、会場もその大きな抱負に爆笑。

また、撮影現場では反町から演技のアドバイスを受けたと明かし「反町さんが1時間以上僕に…1時間以上ですよ!?反町さんが!スタッフさんも見たことないっていうくらい」と興奮した様子で当時を振り返る。

さらに「それくらい僕が大根やった可能性もありますけど…ただ、学生時代から憧れていた反町隆史さんに演技のアドバイスをいただいている…!というので、正直30分くらい話が入ってこなかった」と告白し、深々と反町にお礼。

しかし、最後には「僕にとっての『グレイトギフト』です。これはずっと言おうって決めてました」とドラマタイトルを用いたコメントを披露し、満足気な表情を浮かべていた。

ドラマ「グレイトギフト」制作発表記者会見に登場した反町隆史/※ザテレビジョン撮影