松本山雅FCは7日、浦和レッズからDF馬渡和彰(32)の完全移籍加入を発表した。

東洋大学出身の馬渡はガイナーレ鳥取でのキャリアスタートから、ツエーゲン金沢徳島ヴォルティスサンフレッチェ広島川崎フロンターレ湘南ベルマーレ大宮アルディージャと転々。2022年から浦和入りした。

浦和では通算37試合に出場。昨季はJ1リーグで3試合の出場にとどまるなど、出番を減らし、松本で9年ぶりにJ3リーグプレーする運びとなった。そんなサイドバックは両クラブを通じて次のようにコメントしている。

松本山雅FC
松本山雅FCに関わる全ての皆さん、浦和レッズから加入することになりました、馬渡和彰です。自分の持てる力を全て出し切ります。優勝して昇格しましょう。必ずここから這い上がりましょう。最高な応援と雰囲気で、チームの後押しをお願いします」

浦和レッズ
浦和レッズに関わる全てのみなさま。松本山雅FCに移籍することになりました。レッズでの2年間は多くの経験をさせていただきました。もちろんうまくいくことばかりではありませんでしたが、この2年間の経験は自分自身を大きく成長させてくれたと感じています」

「そして、ファン・サポーターの方々が作り上げる素晴らしい応援、最高な雰囲気のスタジアムでプレーする時間は、何にも代えられない最高な時間でした。レッズの加入会見では、『この決断によって今後のサッカーキャリアが短くなったとしても、チャレンジしなかったら後悔する』と言いました」

「決断が正解だったのか失敗だったのかはわかりませんが、レッズでの経験を生かしてまだまだキャリアを積んでいきます。必ずまた這い上がります。2年間ありがとうございました」