鍋料理に漬け物スープに炒め物と、さまざまな料理で活用できるハクサイ。「ひと玉丸ごと」や「半玉」など、一度に大量購入する人も多いのではないでしょうか。

ただハクサイを調理する際、断面がボロボロになって葉クズが落ちるのが気になるという人も少なくないはず。そこで、ここでは葉クズが落ちないハクサイのきれいな切り方を紹介します。

包丁を入れる範囲を変えるだけでOK

ハクサイの断面がきれいなカット方法を紹介しているのは、えみ(home_kagaya_o1)さんです。Instagram上で、生活をラクにするためのお役立ち情報を多数発信しているえみさん。ハクサイをカットする方法も、参考にしてみてください。

「ひと玉」や「半玉」で購入したハクサイをカットする時、通常であれば、上から下までざっくりと包丁を入れていきます。

切ったハクサイの切り口を見てみると…やはりボロボロ。小さな葉くずも多く出てしまいます。集めて調理すればよいのですが、忙しい時にはつい「そのままゴミとして処分してしまう」という人も多いのではないでしょうか。

この問題を解決するためには、切り方を変えましょう。具体的には、包丁を入れる範囲を変えるだけでOKです。ハクサイ下の芯の部分のみを包丁でカットしてください。

切れ込み部分に両方の親指を入れたら、左右にぐっと開くようにします。

互い違いになっているハクサイ葉っぱがきれいに分かれるため、ボロボロのくずが出てきません。えみさんによると「するするーっと分かれていく」とのこと。引っかかるものがなく、自然に離れていく心地よさをぜひ体感してみてください。

断面の変色を避けて長く楽しもう

大量購入したハクサイを、一度に使い切るのは難しいでしょう。とはいえ、カットした状態で保管する時間が長くなると、断面から変色してしまいます。えみさんの方法でカットすれば、断面は最小限に。ハクサイを長持ちさせられるでしょう。

またえみさんによると、カット後のハクサイは「内側の部分から使ったほうが長持ちする」とのこと。ぜひこちらの裏技も実践してみてください。安売りのタイミングで大量購入しても、最後までおいしく食べ切れるのではないでしょうか。

ハクサイの切り方ライフハックに対して、コメント欄では「なるほど」「今度からそうする」といった意見が寄せられています。ちょっとした裏技ですが、キッチンが汚れるのを防ぐ効果も期待できるでしょう。

冬に登場する機会も多い野菜だからこそ、ほんの少しの工夫でストレスを軽減してみてください。

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[文・構成/grape編集部]

出典
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※写真はイメージ