新型エントリーモデル、V8 PHEVか
イタリアの自動車メーカーであるランボルギーニは、ウラカンの後継車となる新型スーパーカーをまもなく公開予定だ。
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2024年末に発売される見込みで、トレードマークである自然吸気V10エンジンから、自社設計の新しいV8を中心とするプラグインハイブリッド・パワートレインに変更される。
新型車のエクステリアデザインは、昨年発表されたフラッグシップのV12 PHEVスーパーカー、レヴエルトと関連性があることは明らかだ。デザイン責任者ミィティア・ボルケルト氏の提唱する「宇宙船」のようなシルエットと、六角形のマフラー、Y字型のLEDライトなどが採用されるだろう。
「Monofuselage」と呼ばれるカーボンファイバー製モノコックも引き継がれる見込みだ。しかし、レヴエルトのような高価な複合素材は、新型車には採用されないと思われる。
その代わり、剛性に大きなペナルティを与えない比較的安価なアルミニウムを使用するだろう。レヴエルトではリアサブフレームにアルミニウムを使っているが、新型車ではフロントに採用する可能性がある。
ボディサイズはレヴエルトより一回り小さくなるはずだ。参考までに、レヴエルトの全長は4947mmだが、ウラカン・テクニカの4567mmよりもかなり長い。
パワートレインの詳細は不明だが、エンジンはウルスの4.0Lツインターボとは異なるセッティングとなるだろう。
電気モーターについては、レヴエルトと同様に英国企業YASAのユニットを採用する可能性がある。しかし、レヴエルトのように複数のモーターを搭載するかどうかはまだわからない。駆動方式についても不明だ。
バッテリーは、レヴエルトと同じ3.8kWhの小型軽量パックを使用すると見られる。
ランボルギーニは、レヴエルトと同じ生産ラインで新型車を生産する見込みである。このような試みは初めてのことで、主要構造や電気部品などを共有することで実現したのは間違いない。
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