第102回全国高校サッカー選手権大会・決勝戦が行われ、2大会ぶり4度目の全国制覇を成し遂げた青森山田の正木昌宣監督が試合後インタビューに応じた。

 試合は前半にMF福島健太が先制点を挙げると、一度は追いつかれたものの、FW米谷壮史が追加点。さらに、オウンゴールでリードを広げ、このまま3-1で勝利。2大会ぶり4度目の全国制覇、そして、高円宮杯U-18プレミアリーグとの2冠を達成した。

 1994年から2022年まで青森山田を率いた“名将”黒田剛前監督(現:FC町田ゼルビア監督)の後任として、今年から指揮を取る正木昌宣監督は「最後まで、本当に戦ってくれた選手たちに感謝したい」と感涙。続けて「最高です。本当に、すごいとしか言いようがない選手たちに囲まれて、本当に感謝しかありません。嬉しいですね」と声を震わせている。

就任1年目で全国制覇の正木昌宣監督 [写真]=金田慎平