2023-24シーズンのセリエA前半戦が7日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。

GKヤン・ゾマー(35歳/インテル)
出場試合数:19(先発回数:19)/失点数:9/出場時間:1710分

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オナナの抜けた穴を埋める以上の活躍で選出。足元に関しても問題なくビルドアップでも貢献できている。ショットストップ能力に関しては言わずもがな。安定感抜群だった。

DFフェデリコ・ガッティ(25歳/ユベントス)
出場試合数:17(先発回数:15)/得点数:3/出場時間:1374分
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移籍2季目にしてブレイク。3バックの右でレギュラーを獲得し、ソリッドな守備で堅守ユベントスを支えた。攻撃面においても3ゴールと攻守に活躍したシーズン前半戦となった。

DFグレイソン・ブレーメル(26歳/ユベントス)
出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1704分
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ユベントスの堅守の象徴。伸び盛りのガッティ、同胞のダニーロと共に強固な3バックを形成。圧倒的な対人能力を武器に最終ラインで存在感を示している。前半戦全試合スタメン出場。

DFテオ・エルナンデス(26歳/ミラン)
出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:2/出場時間:1431分
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相次ぐ負傷離脱によりセンターバックもこなすようになった。それでも能力の高さを示し、何の問題もなくプレー。左サイドバック時には相変わらずの攻撃センスでFWレオンと共に打開役を担っていた。

DFフェデリコ・ディマルコ(26歳/インテル)
出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:3/出場時間:1086分
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今やセリエA屈指の左足の精度を誇るキック職人として認知されるようになった。アシスト数は4。インテルの左サイドがディマルコによってストロングポイントとなった。

MFタイアニ・ラインデルス(25歳/ミラン)
出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:2/出場時間:1618分
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足元の技術と戦術眼の高さを駆使してミランの中盤のクオリティを一段押し上げた。速攻だけでなく遅攻でも打開できるようになったのは彼の存在によるところが大きい。ボールロストが少なく、キーパスも多々供給できるとあって、すかさずミランの中盤に欠かせない存在となってしまった。

MFハカンチャルノール(29歳/インテル)
出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:7/出場時間:1570分
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昨季からブロゾビッチ不在時にはアンカーを務めていたが、今季も継続して安定したパフォーマンスを披露。インテルの新たな心臓として欠かせない存在となっている。前半戦全試合スタメン。

MFヘンリク・ムヒタリアン(34歳/インテル)
出場試合数:19(先発回数:18)/得点数:2/出場時間:1524分
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34歳と円熟の時を迎え、インテリジェンス溢れるプレーチャルノールと共に攻撃を組み立てた。インテルが安定した試合運びを実現できているのはチャルノールと共にムヒタリアンが居るからこそ。ゴールにもよく絡み6アシストを記録。

Mアドリアン・ラビオ(28歳/ユベントス)
出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:3/出場時間:1530分
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アッレグリ監督との相性はやはり良い様子。昨季の絶好調を持続し、今季も好パフォーマンスを連発している。残留の決断が吉と出た。ロングカウンターを戦術の根幹としている現ユベントスにおいて欠かせないボックス・トゥ・ボックスの存在。

FWマルクス・テュラム(26歳/インテル)
出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:7/出場時間:1468分
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移籍初年度であっさりチームにフィット。生まれ育ったイタリアで一皮剥けた。7ゴール9アシストと決定力、チャンスメークともに十分な働き。チャルノールと共に前半戦全試合スタメン。

FWラウタロ・マルティネス(26歳/インテル)
出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:17/出場時間:1433分
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前半戦MVP。主将としてチームも牽引している。一流のストライカーとして完成されつつある。出場17試合で17ゴールをマークした。