ドルトムントハンスヨアヒム・ヴァツケ氏(64)が2025年末、契約満了をもって最高経営責任者(CEO)を退任するようだ。

ヴァツケ氏は自身の去就について「私が去ってもクラブには十分な安定性がある」と退任を明言。さらにこれまでを振り返り「過去19年、我々は多くの成功を収めることができた。リーグ優勝を2度、カップ戦を3度制した。近年は常にチャンピオンズリーグに出場できている。素晴らしい成功だよ」と胸を張った。

ヴァツケ氏は2001年に会計担当としてドルトムントのフロント入り。クラブの財政が破綻していた2005年からCEOに就任し、財政状況を立て直す手腕を発揮していた。

その後、ドルトムント2010-20112011-12シーズンにブンデスリーガを連覇していた。