桐谷健太が主演を務める1月12日(金)スタートのドラマ「院内警察」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系※初回は夜9:00-10:13)のトークイベントが1月9日に行われ、桐谷、瀬戸康史長濱ねる市村正親が登壇。撮影中の裏話や共演者だからこそ知るお互いの意外な素顔、“今年の漢字”と共に新年の目標などを語った。

【写真】「炊」や「変」…!? 桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、市村正親が“今年の漢字”を発表

■「院内交番」を舞台とした“刑事モノ×医療モノ”のハイブリッド作品

同作は、2021年より青年漫画誌・ヤングチャンピオン(秋田書店)で連載中の「院内警察 アスクレピオスの蛇」を原作とした医療エンターテインメント。日本ではまだなじみの薄い“院内交番”を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の“正義”がぶつかり合う。

院内交番とは、実際に一部の大学病院や国立病院に常駐する民間組織。病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理、人探しなど交番業務を担う。

桐谷演じる主人公・武良井治は、プロファイリングスキルと抜群の記憶力を駆使しながら院内の不正監視や秩序を守る院内刑事。さらに、初の外科医役となる瀬戸は、孤高の若き天才医師・榊原俊介を演じる。また、武良井に振り回される院内交番の新人事務員・川本響子役に長濱、そんな2人を優しく見守る交番室長・横堀仁一役に市村正親が決定した。

■「でんでんさんのアドリブがすごいので、“どんどんさん”って呼んでます(笑)」

桐谷は、撮影について入院患者・清宮役を演じるでんでんとのアドリブ合戦になっているという話題に対し、「でんでんさんのアドリブがすごいので、“どんどんさん”って呼んでます(笑)」と明かすと、一同は爆笑。

進行の伊藤利尋アナが「どんどんアドリブが来たらそれを受けないといけないですよね?」と聞くと、桐谷は「それがすごく面白いので、そこもぜひ見ていただきたいです」と自信をのぞかせた。

また、天才外科医役を演じる瀬戸は「手術のシーンは難しいですが、覚悟していたことなので頑張っています。でも、(榊原は)無表情なことが多いので、このような座談会で笑顔を見せてもいいのかなって…(笑)」と打ち明ける。

すると、桐谷は「いいよいいよ!」と即答し、「番宣で榊原でいられたら困る!(笑)」と訴えた。

長濱演じる川本は、“枯れ専”で上司の横堀に好意を抱いているという役どころ。「横堀さんにキュンキュンするシーンがたくさんあるのですが、市村さんは普段からとっても優しくてチャーミングな方なので、カメラが回っていないところでもキュンキュンすることが多いです」と笑顔を見せた。

■「ねるちゃんが現場でめっちゃレゴをやってる」

続いて、「ぶっちゃけ白黒トーク」と題して、番組のテーマでもある“正義の白と黒”をテーマに、お題の書かれたおみくじを引き、それに沿ってトークを進めることに。

「撮影中の裏話」というお題を引いた桐谷は、「ねるちゃんが現場でめっちゃレゴをやっている。朝、未開封のものを持ってきて、普通に撮影もしているのに、昼過ぎくらいにはかっこいい車が出来上がっているんです」と明かし、驚いたと語る。

これに、長濱は「細かい作業が好きで、現場は空き時間も多いので、レゴをちょっとずつやっています」と答える。

さらに、桐谷は「ねるちゃんは『代わりに作ってほしいっていう人がいたら、私が作ります』とおっしゃっていて、うちのマネージャーが持ってきて、きれいな桜を作ってもらっていました(笑)」と明かした。

■瀬戸の素顔&秘蔵エピソードも「めちゃくちゃ男気があって豪快な人」

次に、瀬戸は「関係者は見た!○○の意外な素顔」というお題を引き当て、トークがスタート。

瀬戸の素顔について、前原滉から「見た目やしゃべり方など、どれを取っても柔らかさがあふれていますが、めちゃくちゃ男気があって豪快な人です。一緒にご飯に行ったら絶対にごちそうしてくれます」という証言が。瀬戸は「後輩にはもちろんごちそうします!」と回答し、男気を見せた。

そんな瀬戸の男気を感じる瞬間について、桐谷は「(共演した)5年前からは、雰囲気はすごく変わったなと思いました。お子さんもできて、上から目線で言うわけじゃないんですけど、深みが増したなと感じます」と絶賛した。

■「炊」や「変」とは…!? “今年の漢字”を発表

続いて、「超最速!今年の漢字」というテーマで、4人がそれぞれ“今年の漢字”を発表。

「愛」という漢字を書いた市村は、「愛を忘れないように優しく生きていきたいですね。仕事の愛、親子の愛などいろいろありますが、愛を与えたりもらったりしていきたいです。また、この役自体が愛を持っていないとできない役どころなので、この字に尽きるかな、と」と優しい表情を見せる。

また、長濱は「炊」という漢字を発表。「自炊を全くしないので、今年は健康や体づくりへの思いも込めて、自炊に挑戦していきたいなと思っています」と明かす。

続けて、「桐谷さんが毎日お弁当をご自身で作って持ってきていらっしゃるんですけど、それに感化されて…。まず調理器具を買って、初めたいと思います!」と言うと、一同から「そこから!?」とツッコミが。桐谷は「無理せず、楽しくやるのがいいですね。まずは米を炊くところからですかね!(笑)」と笑顔でアドバイスを送った。

一方、瀬戸は「変」という漢字を発表。これについて、瀬戸は「今作はシーンや回によってさまざまな人と関わるのですが、僕は緊張しいなんでドキドキしちゃうんです。そういう自分に負けそうな時があるので、そういう自分を乗り越えていきたいという思いと、変化すら楽しみたいという思いでこの字を書きました」と回答。

さらに、「脱」と書いた桐谷は「脱力や脱皮と言いますか…。今までは足して足して、という感じでやってきたのですが、近頃は脱力が心地良いなと感じてきまして、だからこの文字にしました!」と回答。「力を入れたからこそ、脱力することで気づける部分があるのかな、と」と説明した。

最後に、視聴者へのメッセージとして、桐谷が「すばらしいキャストのみなさんと情熱的なスタッフの皆さんで純度の高い素敵な作品ができました。医療ドラマと刑事ドラマが合体した素敵なエンターテインメント作品になっています。ぜひ金曜9時は一緒に時を過ごしましょう!」と締めくくり、終始和気あいあいとした楽しい雰囲気の中、トークイベントが終了した。

「院内警察」トークイベントが1月9日に行われ、桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、市村正親が登壇/(C)フジテレビ/共同テレビ