日本一の鞄のまち・兵庫県豊岡市に工房を構える株式会社羽倉(取締役社長:羽倉嘉徳)は、昨年60周年を迎えました。羽倉では2025年4月ご入学用ランドセルのご注文受付を2023年12月26日に開始しています。豊岡の自然にインスパイアされたオリジナルカラーの「はくらいろ」と、シンプルなフォルムが好評で、2024年モデルは予想を上回る早さで生産予定数に達しました。2025年ご入学モデルは、新シリーズを含む全8シリーズ、全28色での展開です。
2024年ご入学モデル実績では、赤系ランドセルを選ぶ女の子が1割を切り、黄色のランドセルを選ぶ男の子が女の子よりも多くなるなど、多様化やジェンダーレス化も進んでいます。

【羽倉ショールーム・取り扱い店舗】

https://www.hakura-randsel.jp/shops/

フラップに鋲のないシンプルなデザインに豊岡の自然から生まれたオリジナルカラーが映える、羽倉ランドセル
  • 新シリーズ「耐性牛革バイカラー- Hakura Selected -」が登場

羽倉を代表するモデル「耐性牛革スタンダード」

羽倉ランドセルは、ランドセルの”顔”といえるフラップ(かぶせ)に鋲がない「鋲なしフラップ(※)」と、全28色もの豊富なカラー展開が特長です。工房のある豊岡の自然にインスパイアされた「はくらいろ」。季節を彩る花、空や山の織りなす風景など、豊かな自然との交感で生まれた羽倉だけのオリジナルカラーです。

※「鋲なしフラップ」は2018年に特許庁の意匠登録を受けています(意匠登録:1612572号)。

「耐性牛革バイカラー- Hakura Selected -」

2025年ご入学モデルでは、新シリーズ「耐性牛革バイカラー- Hakura Selected -」が登場しました。このシリーズは、「羽倉のオーダーランドセル」で特に人気の高い色の組み合わせが定番モデルになったものです。

メインカラー24色・サイドカラー25色から好きな色を選んでバイカラーランドセルに仕上げることができる「羽倉のオーダーランドセル」。そのバイカラーのバリエーションは24万通り以上と工房系ランドセル最多級なので、お客様から「選ぶのに迷ってしまう」とのお声もありました。

そこで、人気の組み合わせの中から専任デザイナーが配色にこだわって6種類をセレクトしたのが、「耐性牛革バイカラー- Hakura Selected -」です。※「羽倉のオーダーランドセル」の標準仕様である「ネーム刻印」「光るDカン」は有料オプションとして選択可能です。

長年、「男の子は黒、女の子は赤」というイメージが定着していたランドセル。近年各社の色展開が豊富になり、お客さまが選ばれる色も多様化が進んでいます。特に女の子はトレンドにも敏感で、羽倉ではここ数年、パープル系の「ラベンダー」「バイオレット」が女の子に人気です。

一方で、赤系(レッド、チェリーレッド、ダークレッド)ランドセルを購入される女の子も例年一定数おられ、2023年モデルの赤系購入比率は12.4%でした。2024年モデルでは赤系(レッド、チェリーレッド、ダークレッド)ランドセルを選ばれた女の子が著しく減少。購入比率が6.7%と、ついに1割を切りました。

黄色のランドセル購入者数は男の子が女の子を上回る

耐性牛革スタンダードの「イエロー」

ランドセルでは「女の子カラー」という印象が強い「イエロー」ですが、羽倉では男の子にも人気で、ジェンダーレスカラーとして浸透しています。

2023年モデルでは男の子の「イエロー」の購入比率が、女の子を初めて上回りました。

2024年モデルで「イエロー」を購入されたお客様の数でも、男の子が女の子を上回り、1.03倍に。購入比率では男の子7.3%、女の子6.4%という結果になりました。

耐性牛革スタンダードの「ホワイト」

羽倉の2024年モデルでは「ホワイト」を購入された方(※)も増えました。

白いランドセルをお求めの場合、2023年モデルまでは、「羽倉のオーダーランドセル」でメインカラー(フラップ)に「ホワイト」を選んで仕上げていただいていました。

そんな中、白いランドセルを探されている方が増え、2024年モデルでは単色の「耐性牛革スタンダード」に「ホワイト」を追加したところ、「ホワイト」を購入された方は、2023年モデルの2倍以上になりました。

※「ホワイト」を購入された方

■2023年モデル…オーダーランドセルのメインカラー(フラップ)でホワイトを選んだ方、メインカラーとサイドカラーでホワイトを選んだ方)

■2024年モデル…耐性牛革スタンダードのホワイト、オーダーランドセルのメインカラーでホワイトを選んだ方

  • 色でお子さまと意見が合わない悩み。「フラップ交換サービス」でお子さまに寄り添う

色の選択肢が増え、ラン活では親御さまとお子さまとの間で「ランドセルの色」で意見が合わないケースが多いようです。羽倉のお客様に実施したアンケート(※)でも、ランドセル選びで「苦労された」または「現在困っている」ことの1位が「お子さまと色の意見が合わなかった」(80件)でした。親御さまの多くは、「お子さまが選んだ色に飽きるのではないか」と心配されるようです。※羽倉でカタログを請求されたお客様を対象に、2023年7月1日7月9日に実施。回答者数251人(複数回答)。

羽倉ではお子さまの意志を尊重していただきたいという想いから、「フラップ交換サービス」(有償)を行っています。フラップはランドセルで一番目立つ部分なので、色を変えると印象ががらりと変わります。小学校の6年間で、お子さまは身体だけでなく、心も成長します。学年が上がり、お子さまが当初選んだ色に違和感を覚えた場合、フラップを交換することができます。

私たちはお子さま一人ひとりの個性を大切にして、自由に自分らしい色を選んでほしいと考えています。ショールームではお色選びなどのお手伝いをさせていただきますので、気軽にご相談ください。

  • 正しい背負い方でフィット感をアップ、体への負担を少なく

最近はランドセルの”重さ”が注目されています。しかし、ランドセル自体の重量と、実際に背負ったときに感じる荷重は異なるといわれています。羽倉では、身体にすき間なくフィットしてベルト全体で荷重を受け止めて負担を分散するS字肩ベルト、肩ベルトが自然に立ち上がり左右が独立して動く立ち上がり背カンなどを採用し、荷重が軽く感じられる工夫をしています。

1,100g台(1,160g前後)の人工皮革モデル「はねかる」「はねかるArte(アルテ)」もご用意しています。羽倉の牛革モデルは1,310g前後ですが、2024年モデル実績ではご購入の約89%が牛革モデルです。ショールームでは、お子さまの体格に合わせて肩ベルトの調整などを行い、よりフィット感をアップして負担をかけずに背負える方法もレクチャーしています。

  • 豊岡鞄のランドセルで、良いものを長く、大切に使う経験に

羽倉では「良いものを修理しながら長く使っていただけること」こそが、環境配慮につながると考えています。

羽倉ランドセルは厳しい審査をクリアし、2018年、ランドセルとして初めて「豊岡鞄」の認定を受けました。「豊岡鞄」は特許庁に登録された地域団体商標で、ルーツは奈良時代の柳細工とされています。千年もの間、時代に応じてつくり手たちが技を磨き、伝統を受け継ぎながら進化し続けてきました。

羽倉ランドセルも、職人が手づくりで仕上げます。品質には自信を持っていますが、使用するうちに付属金具が壊れたり、肩ベルトに亀裂やちぎれが生じるなど、「使えない」「背負えない」状態になることもあります。そんな場合は壊れた理由を問わず、無償で修理いたします(6年間完全無料保証)。千年の鞄のまちでつくる羽倉ランドセルを通して、お子さまの「良いものを長く、大切に使う経験」につながると考えています。

  • リメイクサービスの準備が進行中

ランドセルリメイクサービス」(有償)の準備も進行中です。

小さな傷や使い込んだ風合いも、お子さまの大切な思い出の一つ。職人がそれらを味わいとして生かしつつ、小学校卒業後も使えるアイテムへと生まれ変わらせます。「フラップ交換サービス」で取り外したフラップも、「ランドセルリメイクサービス」の対象です。サービス開始時期については公式サイト等でお知らせ予定です。

かばん供養もご紹介

「リメイクはしないけれど、ランドセルの処分に悩む」という方には、「かばん供養」(有償)を紹介しています。

豊岡には日本で唯一のかばんの神様を祭る神社・小田井縣神社 柳の宮があり、年に2回、「かばん供養」が行われています。

「かばん供養」の受付は、羽倉の江坂ショールームと豊岡工房で行っています。

  • 豊岡の地で60周年、さらに研鑽を重ねてランドセルづくりを

株式会社羽倉取締役社長:羽倉嘉徳

昭和38年1963年)に創業し、昨年4月に創業60周年を迎えた羽倉。豊岡の地で、ありとあらゆるかばんの全製作工程を担える技術力を培ってきました。

私たちはこれからも常にお客さまの声に耳を傾けながら、昨日よりも今日、今日よりも明日と、さらに研鑽を重ねて、真摯にランドセルづくりに打ち込んでまいります。

株式会社羽倉 https://hakura.jp/

〒668-0021 兵庫県豊岡市泉町15-11(工房・ショールーム併設)

TEL:0796-23-7615

メディア関係の方のお問い合わせ先

TEL:0796-23-7615

Mail:info+pr@hakura.jp

配信元企業:株式会社羽倉

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