ビリーアイリッシュがヒット映画『バービー』の挿入歌でゴールデン・グローブ賞を受賞した。7日(日)、同映画で使用された『ホワット・ワズ・アイ・メイド・フォー?』で、兄で共作者のフィニアス・オコネルと共に楽曲賞を受賞したビリー、曲を依頼された当時の自分について振り返っていた。

同式典の受賞スピーチビリーはこう話した。「ゴールデン・グローブ賞に本当に感謝している。こんな瞬間が訪れるとは予想していなかった」「私の兄フィニアスにありがとう。私が今の自分でいられるのはあなたのおかげ」「この素晴らしい映画を作った(監督の)グレタ(ガーウィグ)と(共同脚本の)ノア(バームバック)に感謝したい。(主演の)マーゴット(ロビー)にも、あの私たちが知り愛するマーゴットでいてくれることに感謝したい。そしてマテル社とインタースコープ、私のレーベル、ダーク・ルーム、私の素晴らしいチーム、マネージャーたち、母に感謝。私の母、父、兄にもう一度ありがとう」「今からちょうど1年前、この映画を見た時、私は本当に惨めで、塞ぎ込んでいる時期だった。この曲を書いたことで私は少し救われた。1年後、ここに私たちがいることは本当に非現実的。すごく幸運で感謝を感じている」

一方で、会場のビバリー・ヒルトン・ホテルでハリウッドスターたちに囲まれていることに緊張を隠せないとして、「あなた達のおかげで極度の恐怖を感じている。この会場にいる全員のこと」「本当にありがとう。この受賞はかけがえのないもの」と続けた。

同映画のサウンドトラックからはマーク・ロンソン、アンドリュー・ワイアット、デュア・リパ、キャロラインアイリーンによる『ダンス・ザ・ナイト』とマークとアンドリューによる『アイム・ジャスト・ケン』も同賞にノミネート、他にも映画『シー・ケイム・トゥ・ミー』からブルース・スプリングスティーンの『アディクティッド・トゥ・ロマンス』、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』からジャック・ブラック、アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック、エリック・オズモンド、ジョン・スパイカーによる『ピーチズ』、『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』からレニー・クラヴィッツの『ロード・トゥ・フリーダム』が候補に挙がっていた。

ビリー・アイリッシュ「自分が女性と感じたことは一度も無い」 Culture / 17 11 2023

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