映画『告白 コンフェッション』が、2024年5月に公開されることが決定。併せて特報映像とティザービジュアルが公開された。

本作は、1998年ヤングマガジンアッパーズで連載され、『カイジ』の福本伸行と『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじの共作が話題となった同名コミックの実写映画。告白を“聞いてしまった男”の浅井啓介役を生田斗真、そして自らの罪をうっかり“言ってしまった男”のリュウ・ジヨン役をヤン・イクチュンが演じる。監督は『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』『オーバー・フェンス』に加え、最新作『カラオケ行こ!』の公開も控える山下敦弘が務める。

公開された映像では、原作コミックのイラストのたたみかけから始まり、浅井とジヨンが雪山で遭難しているシーンへと移っていく。足に大怪我を負ったジヨンを「大丈夫」と懸命に励ます浅井に、ジヨンは突如として16年前にその山で行方不明となり、事故死とされたふたりの同級生・西田さゆりを殺害したと語りかける。自ら犯した罪にさいなまれ、苦しみからようやく解放されて安堵したジヨンだったが、事態は急転。なんとその直後、ふたりは“助かってしまった”のだった――。後に続く、予測不能の展開を期待させる内容となっている。

生田斗真 コメント
【出演オファーを受けての感想】
ここまで閉鎖的な空間で、出演者はほぼ二人と言っていいくらいのミニマムな世界観の中で、展開すること。そして何よりもヤン・イクチュンさんとお芝居ができるのが楽しみでした。

【演じた役柄について】
この映画は冒頭、ある男とある男が遭難して山小屋に逃げ込んで、そこからお互いの関係性や、二人に何が起きたのかなどが明らかになっていきます。前情報としてお伝えできることが多くはないですが、ヤン・イクチュンさんの怖い顔と、それに怯える私が演じる浅井というのが、ハラハラドキドキして楽しんでもらえる大きな要素の一つになっていると思います。

【劇場公開を待つファンへのメッセージ】
本当にドキドキする、最高にスリリングな作品になっていると予想されます。この映画は、始まりと終わりでガラリと世界観が変わるような作品だと思いますので、是非、公開を楽しみにしてほしいと思っています。

ヤン・イクチュン コメント
【出演オファーを受けての感想】
初めてオファーを受けたのが、4年前でした。ですので、とにかく頑張ろうという気持ちでした。4年の歳月を経て、シナリオも変わっていきました。完成したこの映画が、4年間の努力の結晶として素晴らしい出来栄えになれば良いと思っています。

【演じた役柄について】
人間は誰でもミスや失敗をするもので、大きな失敗をした時に、一人の人間として、その状況でどのように自分の感情を隠し、その感情から抜け出すか、もがくものです。私はジヨンが浅井のようで、浅井がジヨンのようだと感じます。人間は時に弱くて怖がりです。その醜い感情をどのように表現するかを悩みました。

【劇場公開を待つファンへのメッセージ】
最近は家で映画やドラマをよく見ますよね。もちろん、そういった作品もとても面白くて素晴らしいのですが、劇場で観る映画的な快感は失われているように思います。この作品が、劇場ならではの快感を味わえる映画になって欲しいなと思います。観客の皆さんに、そんな気分を味わって頂けると嬉しいです。

■山下敦弘監督 コメント
2018年に企画を立ち上げましたが、難航するシナリオ作業、さらにコロナ禍での2度の撮影延期という憂き目を経て、ようやく映画化することが出来ました。
途中、何度も心が折れそうになりましたが、どうにか形にしたいという監督としての意地と、プロデューサーたちの粘りの結晶が映画『告白 コンフェッション』です。
絶対に劇場で観てください。

映画『告白 コンフェッション』特報映像

<作品情報>
『告白 コンフェッション』

2024年5月公開

公式サイト:
https://gaga.ne.jp/kokuhaku-movie/

(C)2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会

映画『告白 コンフェッション』ティザービジュアル