「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~

きょう10日深夜1時より放送の鞘師里保主演ドラマ『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(テレビ東京系)。このたび、滝沢カレンら3名の追加キャストとEDテーマが解禁となった。

 

■人気小説を実写ドラマ化

原作は『校閲ガール』(日本テレビ系)など話題作品を手掛けた宮木あや子氏著の『令和ブルガリアヨーグルト』(KADOKAWA刊)。今年2023年で発売されてから50周年を迎える人気ベストセラー商品を題材に、企業へ取材協力のもと、執筆された小説をドラマ化。

鞘師演じる岩手の田舎出身でオタク気質な主人公・朋太子由寿が、橋本さとし演じる“吾輩”こと乳酸菌ブルガリア菌20388株)に見守られながら、ヨーグルトを題材にした創作小説に出てくるブルガリア菌への推し活に勤しみつつ、新人広報ガールとして奮闘していくお仕事+推し事ドラマだ。

 

関連記事:鞘師里保主演ドラマ『推しを召し上がれ』 生駒里奈ら7名の追加キャストが解禁

■滝沢ら3名の追加キャスト

いよいよ放送スタートを迎える本日、新人広報ガール・朋太子由寿の奮闘劇に味を添え、新たな風を吹き込む追加キャストが解禁。

田舎から上京してきた由寿を陰ながら支えるオタク友達・岡林役に、モデルに限らずユニークで独特なナレーションから人気を博し、バラエティー番組にも引っ張りだこの滝沢。

由寿が感銘を受けた株式会社「明和」伝説の営業マン「おでん先輩」役に、舞台全体を使って表現するダイナミックな動きと、マニアックなネタが特徴で根強い人気を誇るバッファロー吾郎のツッコミ担当・バッファロー吾郎A。

乳酸菌の変異株・プロキシ役に、ドラマ・映画・舞台問わず多く作品に出演し、テレ東では昨年放送された木ドラ24『姪のメイ』での好演が記憶に新しい橋本淳が決定した。

 

関連記事:モーニング娘。鞘師里保主演ドラマ『推しを召し上がれ』 ヨーグルトブルーの衣装に身を包んだポスタービジュアル解禁

■EDテーマ曲を担当するのは主演・鞘師

「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~

同ドラマで主演を務める鞘師がドラマのEDテーマ曲を担当。

その圧倒的なダンスパフォーマンスでモーニング娘。の絶対的エースとして活躍し、卒業後は語学やダンスを学ぶためニューヨークへ単身留学。帰国後は役者とアーティストの2つの顔を持ち、活躍の場を広げる彼女が、聴いた人の心にグッと響く歌声で物語の終わりを鮮やかに奏でる。

そんな彼女が、注目のシンガーソングライター碧海祐人に依頼し、書き下ろされた新曲「alchemy」。チルアウトな雰囲気の曲調に、クールでアンニュイなイントロと、優しく心に訴えかけるようなメロディー、主人公・由寿の心情や情景と重なるリリックで彩られたEDテーマに注目だ。

関連記事:原菜乃華「未来に向けた抱負」を発表 「毎日少しずつ進んでいくことが大事」

■滝沢「鞘師さんが名前を出してくださったと聞いて…」

滝沢が担当する岡林は、由寿のオタク友達で良き相談相手。都会の生活に不安な由寿にアドバイスを送る。じつは、由寿がハマったヨーグルトが題材の創作小説を見つけた人物でもある。

滝沢:まずは、独特な出演方法で最初は驚きました! なぜ、わたしでいいのだろうか、と不思議がっていましたが、鞘師さんが名前を出してくださったと聞いて、一気にうれしくなりました。

 

あまり使い心地のない発音や言葉並びでしたので、言い方が難しかったりしましたが、逆の気持ちとしては、なかなか発することのできない言葉を言えたので一瞬の出来事でしたが、楽しく思い出に残りました。鞘師さんが当日来てくださったり、うれしかったです! ありがとうございました。

 

全てを見たわけでもない私ですが、鞘師さんの見たことのない雰囲気や言葉や発想が散りばめられているような作品でしたので、みなさんはただリラックスしているだけで楽しめると思います。

 

関連記事:『俺の美女化が止まらない!?』がドラマ化 主演・楽駆の女装姿が解禁

■バッファロー吾郎「とても斬新な設定のドラマ」

おでん先輩役を務めるのはバッファロー吾郎A。阪神・淡路大震災のときに手腕を発揮し、今なお社員たちの間で語り継がれている株式会社「明和」伝説の営業マン。由寿も大阪支店で勤務していたときに、林泰然(好井まさお)から当時のエピソードを聞き、感銘を受ける。

バッファロー吾郎A:とても斬新な設定のドラマ。そんな楽しみしかない中でチョイ役なんですけど重要な役どころをいただいてうれしい限りです。

 

■橋本「視点の面白さに…心が躍りました」

橋本が演じるのは、乳酸菌プロキシ役だ。“吾輩”(橋本)と同じ乳酸菌ではあるが、変異株。そして、“吾輩”と同じくある人物にとり憑いていて…。

橋本:今まで色んな役と出会い向き合ってきましたが、今回まさか“吾輩”とは。吾輩役の橋本さとしさんに、すぐに連絡をし、内密に乳酸菌同士の結託はしておきました。と、驚きつつもその視点の面白さに、演じる側として心が躍りました。

 

さらには、変異株のキメラとは…。前人未到の道を、新雪に足を踏み入れるように、フゴフゴと1歩1歩を楽しみつつ、現場の皆様とその感触を存分に味わいたいと思います。

 

原作も脚本も面白く、想像だけがどんどん膨らんでおります。私が演じる”プロキシ”さんの登場はちょっと先なので、色んな妄想が具現化できるように自宅の冷蔵庫に控えている我が家の乳酸菌さんとも相談しておきます。

■「きっと癒しの時間となるでしょう」

橋本のコメント続き。

橋本:心あたたまるお仕事(推し事)ゆるコメディ、さらには乳酸菌と共に生きる豆知識も得れるなんて、なんて贅沢なドラマ。きっと多くの方に響くのではないでしょうか。

 

日々の生活に疲れたら、冷蔵庫の中に耳を傾けてこのドラマと向き合ってみませんか? きっと癒しの時間となるでしょう。そして何を隠そう、わたし自身も推し活をしている身。

 

様々な推し活中の同志たちにも、ぴったりと寄り添う作品にもなると思いますので、どうか放送をお楽しみに。そしてもちろん推し活も引き続き楽しんでいきましょう。

 

さらに、宮木あや子先生がお書きになられた原作『令和ブルガリアヨーグルト』(角川書店)も是非。ドラマでは描ききれない描写や各背景がびっしりと。そしてカバーの内外の仲間たち(乳酸菌)を発見し、口角が少し上昇しました。ドラマ、原作、推し活、それぞれを是非ともお楽しみください。

 

■鞘師「1日の終わりがホッと温まるような」

鞘師からも楽興についてコメントが到着している。

―――エンディングテーマに決まっての感想と楽曲「alchemy」に込めた思いは。

鞘師:自分の主演作で歌わせて頂けるなんて、歌を始めた頃の幼い私に伝えても信じてもらえないかもしれません。

 

物語とリンクさせながら、1人ひとりの日々を支えているそれぞれの誰か、何かに想いを馳せてもらえる瞬間ができるような楽曲に仕上がっているのではないかと思います。

 

―――視聴者へメッセージを。

鞘師:いよいよ今夜からスタートします! 皆様の1日の終わりがホッと温まるようなそんな30分をお届けできますように。配信でも観て頂けたら。

 

■阿部氏「諦めないで良かった…」

最後にプロデューサー・阿部真士氏からのコメントを紹介。

阿部氏:時間的なことや御本人の負担などを考え、1度は諦めかけた鞘師さんによるエンディングテーマ。完成されたものを聴いて、諦めないで良かったと心から思いました。

 

alchemy」には中世の「錬金術」と言う意味の他に「魔力」とか「秘法」のような意味があるとのこと。鞘師さんのエンディングテーマが「魔力」によって「推し召し」と言う作品に繊細で複雑なレイヤーを重ねてくれました。

 

秘めた情熱で歌うことで、単純なお仕事ドラマでは終わらせない、ヨーグルトの研究や開発、販売や宣伝に携わったすべての人たちの努力や想いを表現できたと思います。

 

そして、この曲に合わせて出演者が踊ってくれないかしら……だって、鞘師さん、明日海さん、生駒さん、橋本さん、皆さん踊りがめちゃくちゃ上手ですよね……と、勝手な妄想を膨らませています。

滝沢カレン、ドラマ『推しを召し上がれ』に声の出演決定 主演の鞘師里保からラブコールで「一気にうれしく」