ツエーゲン金沢は10日、2023シーズンまで所属のFW杉浦力斗(21)が、中国サッカーリーグの福山シティFCへ加入すると発表した。

大阪府出身の杉浦は、興国高校在学中の2020年に金沢で特別指定選手としてプレー。翌シーズンから正式加入を果たすと、2022には関西1部リーグのおこしやす京都ACへ育成型期限付き移籍、2023シーズンはテゲバジャーロ宮崎へ期限付き移籍となった。

宮崎では出場機会を掴むことができず。明治安田生命J3リーグでわずか1試合の出場にとどまっており、シーズン終了後に金沢との契約満了及び宮崎との期限付き移籍期間満了が発表されていた。

新シーズンから福山に加入することが決まった杉浦は、宮崎を含む3クラブそれぞれでコメントしている。

◆福山シティFC
「今シーズンから福山シティFCに加入することになりました杉浦力斗です!チームのJFL昇格に向けて全力を注ぎます。応援よろしくお願いします!」

ツエーゲン金沢
「まずは石川県での地震、自分が関わらせてもらった土地でこのような被害があり何もできないことに申し訳なさを感じています。この度、福山シティFCに加入することになりました」

「高校3年生の時からお世話になったこのクラブに結果で貢献できなかったことをすごく悔しく思っています。自分にとって今年福山シティに加入するこの1年間が自分のサッカー人生にとって大きい1年だと思っています。まだまだ上を目指して頑張ります。応援よろしくお願いします」

テゲバジャーロ宮崎
「この度、福山シティに行くことになりました。テゲバジャーロ宮崎で過ごした1年間、試合に出れず悔しい1年でしたが、意味のある1年だったと言えるように、これからの人生を自分自身の力で切り開いていけるよう努力します。これからも、試合出てるかな、なんてたまに気にしていただけると幸いです。頑張ります」