マンチェスター・ユナイテッドカメルーン代表GKアンドレ・オナナが、トッテナム戦出場に向けてアフリカ・ネーションズカップ(CAN)のグループステージ初戦を欠場する見込みだ。『ESPN』が報じている。

リゴベール・ソング監督の下、通算6度目の優勝を目指す“不屈のライオン”は、今大会でグループCに入った。そして、15日にギニア代表戦、19日にセネガル代表戦、23日にガンビア代表戦を戦う予定となっている。

紆余曲折の末に代表復帰を決断したオナナは、今大会でも正GKを務めることが確実だが、不振のクラブにおいて自身も絶対的な存在となり切れていない部分もあり、ここまでクラブ優先の態度を示している。

すでに多くのカメルーン代表選手はサウジアラビアでのトレーニングキャンプに参加しているが、オナナはカメルーンサッカー協会(FECAFOOT)の許可を得てイングランドに残留。8日に行われたFAカップ3回戦のウィガン戦にも出場していた。

そういったなか、オナナはクラブ残留期間をさらに延長し、14日に行われるプレミアリーグ第21節のトッテナム戦までプレーする模様だ。

『ESPN』は関係者筋の情報として、FECAFOOTはオナナがトッテナム戦の24時間後に行われるギニア戦を欠場する可能性が高いことを認めている。

なお、カメルーンがグループステージ敗退の場合、オナナのユナイテッドでの欠場試合はFAカップ4回戦のみとなるが、決勝トーナメントに進出した場合、リーグ戦のウォルバーハンプトン戦(2/1)、ウェストハム戦(2/4)、アストン・ビラ戦(2/11)を欠場する可能性もある。