ボーフムの日本代表FW浅野拓磨(29)が、今シーズン終了後にブンデスリーガの他クラブに移籍する可能性が浮上している。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。

ボーフムは今季ここまでのブンデスリーガで14位と残留争いに身を置く。そのボトムハーフのクラブにおいて、浅野はここまで16試合5ゴール1アシストとチーム得点王の活躍を見せている。

ボーフムとしては当然、主力アタッカーの来季以降の残留を希望しているが、浅野側との契約延長交渉は破談に終わり、今季限りでの退団が濃厚となったという。

現行給与が100万ユーロ(約1億5800万円)未満と言われる日本代表FWは、150万ユーロ(約2億3800万円)程度の年俸への昇給を求めたが、クラブサイドがその要求を受け入れなかったようだ。

これにより、来夏フリートランスファーとなる浅野に対しては、ウニオン・ベルリン、アウグスブルク、マインツなど複数のブンデスリーガクラブが関心を示しているという。

とりわけ、現状ではボルシアMGが最も有力な候補に挙がっているようだ。同クラブは前述の3クラブに比べて財政面が潤沢であり、クラブサイドは若手中心のスカッドに浅野の経験を加えたい考えだという。