イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(33)が、今冬の移籍市場でアダナ・デミルスポルを退団するようだ。

昨季スイスシオンでファンとの対立やリーグの不正を告発するなど、散々な1年を過ごしたバロテッリは、昨季限りでシオンを退団。今年9月に古巣アダナ・デミルスポルに復帰すると、今季はここまでリーグ戦5試合で3ゴールとまずまずの結果を残していたが、11月に再負傷したヒザの手術を受け、長期離脱となっていた。

現在はヒザの治療を終え、リハビリに励んでいるバロテッリだが、トルコ『Fanatik』の記者によれば、同選手は今冬でのアダナ・デミルスポル退団を希望しており、クラブもこれを認める方針のようだ。

また、フランス『フットメルカート』よれば、バロテッリはユーロ2024に臨む前にイタリア代表に復帰することを目標としており、ルチアーノ・スパレッティ監督の目に留まるには、母国でのプレーが最善の方法であると考え、セリエAでのプレーを熱望しているとのこと。

すでにバロテッリの代理人はいくつかのセリエAクラブに逆オファーをかけており、FWロレンツォ・ルッカのバックアッパーを探す16位ウディネーゼや今季10得点と得点力不足に悩む19位エンポリ、負傷中のFWブライエ・ディアの代役を探す最下位サレルニターナの3クラブが獲得を検討しているとのことだ。

母国復帰のためなら給与面も協力する姿勢のバロテッリだが、果たしてどうなるだろうか。